日経 2月24日
2014年02月24日
2014年2月24日(月)
・20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議、世界経済の成長率「5年で2%以上」底上げする目標を明記した共同声明採択して閉幕。
新興国の減速や欧州の回復の遅れ踏まえ、世界経済の成長高め、雇用拡大につなげる狙い。
日本、医療や農業を柱とする成長戦略の抜本的な強化迫られそう。
成長率に共通の目標掲げるのは異例。年間の成長率を平均0.5%づつ上げることが目標達成の目安。2%成長でGDPを2兆ドル以上増やせると。
・ウクライナの最高会議(国会)23日、トゥルチノフ議長を大統領代行に進出。
先に解任決議されたヤヌコビッチ大統領は22日夜、東部ドネツクの空港から出国試みたが、国境警備隊に阻止。
その後大統領の所在は不明、ヤヌコビッチ政権は事実上崩壊。
・日経新聞社とテレビ東京 <9413> [終値1649円]21-23日の世論調査で、安倍内閣支持率、1月前回調査比1ポイント下落56%でほぼ横ばい。 不支持率1ポイント上昇の33%。法人税引き下げについては賛成44%、反対32%。
・G20会議では、中国など新興国に対して構造改革の加速求めた。
新興国側はG20という協調の枠組み重視し、先進国の金融政策運営などへの不満表向き抑え込んだ形だが、両者の溝はなお深い。
・政府、日銀や東証と連携し、アラブ首長国連邦(UAE)にアベノミクスの魅力訴える使節団送る。
財政・金融・成長戦略説明し、日本への投資促す。
アブダビは欧米に集中している投資の分散狙っており、投資の受け皿となることで関係強化、原油資源の安定調達につなげる。
資源の輸入で日本から流出した資金を国内に還流させる狙いも。
・欧州連合(EU)や国際通貨基金(IMF)23日、ウクライナに金融支援実施する検討に入った。
透明な政治制度の整備など政治・経済改革を条件にする見通し。
ウクライナが債務不履行(デフォルト)に陥り、国際金融市場が混乱するのを避ける狙い。
・ホンダ <7267> [終値3699円]4/1付で国内事業を効率化するため「日本本部」立ち上げる。国内の営業、購買や人員まとめて管理。
生産の現地化進む中、日本でも「地産地消」の体制を明確にする。
・東南アジアで個人消費の拡大続く。2013年主要5ヵ国合計で1兆1700億ドル(約120兆円)に達し、00年の約3.7倍。日本の4割程度の規模に。
成長エンジンが輸出から消費に代わっており、食品や小売りで旺盛な内需狙った日本企業などの進出相次いでいる。
・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)閣僚会合は最終日の25日に発表する12ヵ国の閣僚共同声明に
「合意」かそれに近い文言入れられるかどうか。多くの分野で日本や新興国と対立点を抱える米国が譲歩案を示せるかがカギ。
昨年末のTPP交渉妥協が目標だっただけに、今回も先送りになれば交渉の勢いは衰え、漂流するシナリオすら現実味。
・JFEスチール <5411> [終値2105円]鉄鋼原料である石炭の処理炉の改修に乗り出す。2つの製鉄所で合計約500億円投じる。
処理炉の老朽化が一因で粗鋼生産が年間2900万トンと本来能力(同3300万トン)を1割程度下回っている。生産能力回復させる。
・3/30に羽田空港の国際線発着枠拡大受けて、大手旅行会社が羽田発着の海外パック旅行大幅増。
JTB、羽田発着海外パック旅行13年度上期2.2倍の約170コースに。首都圏発着のパック商品の約3割羽田利用。
ANAHD <9202> [終値228円]子会社ANAセールス(東京・港)
羽田発着のコース数13年度上期の3倍の132に増やす。首都圏のパック商品の半数に。
・ソチ五輪23日夜(日本時間24日未明)閉会式、17日間にわたる雪と氷のスポーツの祭典が幕を閉じる。
史上最多88ヵ国・地域から約2900選手参加、7競技、98種目で熱戦。
・20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議共同声明、自国の金融政策が世界に多大な影響及ぼす先進国と、
国内の経済構造に課題抱える新興国の双方に注文付け、市場の不安解消へ国際協調演出。
・ウクライナ、首都キエフ中心部に集結している反政府デモ隊の一部、22日大統領府を封鎖。
ヤヌコビッチ大統領、キエフ離れ東部ハリコフに滞在、求心力急速に低下。
・20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議、
新興国が直面する経済課題を議論する一方、先進国の景気回復が世界経済をけん引する見通し示された。
経済の成長エンジンが新興国から「緊縮疲れ」が和らいだ先進国へと移行している。
世界のGDP成長率見通し(対前年比)。世界計2013年3.0%、14年3.7%、15年3.9%。米国1.9%、2.8%、3.0%。日本1.7%、1.7&、1.0%。
ユーロ圏▲0.4%、1.0%、1.4%。英国1.7%、2.4%、2.2%。中国7.7%、7.5%、7.3%。
・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉のカギ握る日米協議、農産品重要5分野の関税維持主張する日本側に対し、
米側は関税撤廃で譲らず膠着状態にあり、妥結への環境整わず。日本政府厳しい判断迫られる可能性も。
・登山ブーム、登山用腕時計静かなブーム。レジャーとしての登山、中高年層や「山ガール」と呼ばれる若い女性に人気。
カシオ <6952> [終値1156円]1995年発売「プロトレック」シリーズ売れ行き前年比3割増。
セイコー <8050> [終値436円]デジタル式ソーラー腕時計「アルピニスト」(2万6千~2万7千円)3/8発売。
高度や方位に加え、山を登るスピードも測定・表示。初心者使える登山腕時計初販売。
シチズン <7762> [終値849円]
昨年12月、14年ぶりとなる高度計付アナログ腕時計「エコ・ドライブ アルティクロン」(6万8千~7万9千円)発売。
Posted by 占い ザ・ハーミット at 15:17│Comments(0)