日経 4月4日
2014年04月04日
2014年4月4日(金)
・三菱UFJ銀行 <8306> [終値580円]約1万2千人の契約社員が正社員と同じ労働組合に入れるようになった。今春希望する7千人加入。
・セブン&アイ <3382> [終値3978円]2015年2月期連結純利益前期比5%増の1840億円見通し。3期連続で過去最高更新へ。
日本でのコンビニエンスストア事業の好調が続く。スーパーと百貨店の販売は消費増税の逆風受ける。
・世界の株価が復調。3日の東京市場では日経平均株価が3週間ぶりに1万5000円回復。
米国株も同日午前取引では、昨年末につけた史上最高値上回る水準まで一時上昇。
ウクライナ情勢や新興国景気への懸念が一服。投資マネーがリスク資産に戻っている。
・日経平均株価は1万5000円台回復も、なお昨年末比7%下回る。2013年に6割弱上昇した反動もあるが、高値うかがう米独株に比べ出遅れる。
4月の消費増税で国内景気がいったん足踏みするのは避けられそうにない。株高の持続には、追加金融緩和や政府の成長戦略がカギになる。
・米マイクロソフト(MS)が基本ソフト(OS)「ウィンドウズ」の一部無償化決めた。
MSは画面サイズ9インチ以下のスマホとタブレット対象にウィンドウズ無償で提供。端末メーカーは新興国向け低価格機種などがつくりやすくなる。
・消費税率の引き上げ受け、ガソリン店頭価格上昇。値上りは4週連続、5年半ぶりの高値。
1日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(全国平均)前週比5.1円(3.2%)高、1リットル164.1円。増税分はひとまず転嫁。
・みんなの党3日、国会内で党所属国会議員会合開き、渡辺喜代美代表の8億円借り入れ問題協議。
複数の議員は問題の長期化など懸念し、早期辞任求めた。同会合欠席した渡辺氏が説明責任果たさなければ辞任論広がる可能性がある。
・日銀 <8301> [終値50000円]が国債を買い入れる「異次元の金融緩和」導入してから4日で丸1年。
国債の取引の落ち込みが一段と鮮明になってきた。
2013年度の長期国債の売買高は前年度比2割前後減り、同じ条件で比べられる1999年以降で最も低くなる見通し。金利、乱高下リスク高まる。
・三井住友銀行 <8316> [終値4547円]と子会社SMBC日興証券は9月末までに、個人顧客向けの一体営業全店に広げる。幅広い運用商品提供へ。
少額投資非課税制度(日本版ISA=NISA)の導入で運用への関心が高まっているのを機に、銀、証連携の動きが一段と広がっている。
・中国エコノミスト調査では、2014年の中国の実質経済成長率の予測平均値は7.3%と、昨年12月の前回調査7.6%から下がる。
さらなる下振れ要因としては「影の銀行(シャドーバンキング)」問題上げる向きが多く。
成長鈍化となれば中国政府は景気てこ入れ策に動くとの見方も少なくない。
・中国政府、減速懸念が広がる景気の下支えに動き始めた。
税負担軽くする零細企業の対象広げるほか、内陸部中心に鉄道や低所得者向け住宅の建設といったインフラ整備加速する。
・米商務省、2月の貿易赤字、約423億ドル(約4兆4000億円)で、前月改定値比7.7%拡大。
・欧州中央銀行(ECB)3日の理事会で政策金利を過去最低の年0.25%で据え置き決定。
景気と物価の下振れ警戒しつつも、理事会後記者会見でドラギ総裁は「ゆるやかな景気回復が続いている」との認識示し、金融緩和見送った。
・米国では家電流通でネット通販が各社の顧客を奪っており、専業2位のラジオシャック全米で1100店閉鎖。
最大手ベストバイも10億ドル(1000億円強)のコスト低減目標に、管理職の削減に着手。
・独BMWが中国で販売する高級車「3シリーズ」など合計23万2098台をリコール(無償で回収・修理)。エンジン部品に不具合。
・2013年度の国内新車販売で、独ダイムラー高級車ブランド「メルセデス・ベンツ」トヨタ <7203> [終値5840円]「レクサス」を5年ぶり逆転。
価格300万円台中心に抑えたコンパクト車がけん引役。「手が届く高級車」求める消費者の需要捉える。
・JTB3日、ゴールデン・ウイーク(GW)の旅行者が前年同期比3.8%減、2243万人になる見通し。前円割れは3年ぶり。
円安傾向で海外旅行低迷。国内も消費増税の影響受けるとみる。
・ファミリーマート <8028> [終値4420円]2015年1月メドに、首都圏と関西の約500店にゆうちょ銀行のATMを導入。
高齢者の多い郵貯銀と組み、コンビニエンスストアの集客力高める。郵貯銀のカード利用者は手数料が無料に。
・マツダ <7261> [終値476円]3月の中国新車販売台数前年同月比10.5%増 1万7387台に。プラスは2ヵ月ぶり。5月に新型車発売へ。
・大日本スクリーン <7735> [終値509円]医療機器市場に本格参入。がん細胞の増殖状況などを従来の3分の1程度の時間で分析する高性能機開発。
抗がん剤やiPS細胞使った再生医療などの研究開発用に日米欧で販売。分析コストも約4割削減。
・東京外国為替市場の円相場、日米株高受けリスク取る動き強まり、
安全資産として円が売られ、1/23以来、約2ヵ月ぶりに一時1ドル=104円台前半に下落。
・国際石油帝石 <1605> [終値1377円]豪州北西部沖で進めている
液化天然ガス(LNG)プロジェクト「イクシス」の沖合生産・処理施設(CPF)の本格組み立て作業を韓国・巨済市で開始。来年中の完成目指す。
・2013年日本企業関連のM&A(買収・合併)動向、事業譲渡や出資含むM&A件数は5年ぶりの高水準。
金額は10.3%減、9兆9479億円、3年ぶりに10兆円割り込む。
Posted by 占い ザ・ハーミット at 16:48│Comments(0)