日経 5月2日
2014年05月02日
2014年5月2日(金)
・消費増税による個人消費の落ち込み、企業「想定内」にとどまるとの見方。
増税直後約2割落ち込んだ百貨店売上高は約1割減まで復調。主要小売業の8割超が、6月ごろには売上高が回復するとみている。
・政府1日、法人税実効税率の引き下げについて、6月にまとめる経済財政運営の基本方針に「来年度から段階的に引き下げる」と明記する検討へ。
現在35.64%(東京都)から今後数年間で早期に20%台にすることを目指す。日本企業の競争力を底上げして外資系企業の直接投資呼び込む狙い。
・ソニー <6758> [終値1810円]2014年3月期連結最終利益1300億円の赤字(前期430億円の赤字)。
パソコン事業から撤退を柱とする構造改革発表した2月時点の予想から赤字額200億円広がる。音楽をCDなどに記録するディスク事業の損失も出る。
前期予想下方修正するのは今回で3度目、ソニーの収益回復の鈍さが改めて鮮明となった格好。
・株式市場で投資家が収益の好調な企業選んで資金振り向ける動きが強まっている。利益確り出せる企業には個々に評価されている。
積極的な自社株買いや配当の増額にも好反応。期待下回る銘柄には売りがかさむ。
欧米株に比べると年明け以降、日本株全体では上値の重さが目立つ。
好調な業績を好感:村田製作所 <6981> [終値9081円]セイコーエプソン <6724> [終値3290円]オークマ <6103> [終値877円]
株主還元を評価:NTTドコモ <9437> [終値1635円]富士通 <6702> [終値638円]スタートトゥデイ <3092> [終値2495円]
業績見通しに失望:ホンダ <7267> [終値3434円]資生堂 <4911> [終値1840円]TOTO <5332> [終値1355円]
・米欧の株式相場が上昇基調取り戻している。米株式市場ではダウ工業株30種平均、4/30、4ヵ月ぶりの過去最高値更新。
1日の欧州株式市場では英
・産経新聞社主要企業123社アンケート実施(4月上旬から下旬)。「想定より大きい反動減があった」(2%)。
増税後の国内需要状況、6割超の企業が「反動減は全くない」(25%)や「想定の範囲内だった」(37%)と回答。
反動減が一巡し需要回復する時期について、今年の「7-9月期」30%「4-6月期」11%「10-12月期」11%。
消費税率10%への再利上げは56%が容認。
・国際通貨基金(IMF)4/30理事会で、ウクライナ暫定政権に2年間で170億ドル(約1兆7400億円)の金融支援枠設けることに承認。
第一弾32億ドル分は直ちに実行、財政健全化に回される。第2弾、第3弾の融資は2ヵ月ごとに履行状況検証したうえで実行。
Posted by 占い ザ・ハーミット at 15:43│Comments(0)