日経 5月15日

日経 5月15日



2014年5月15日(木)

・上場企業の収益、2014年3月期に続き、15年3月期も小幅ながら増益維持。全体の経常利益、リーマン・ショック前最高益の08年3月期にほぼ並ぶ。
 金融危機や東日本大震災の影響で体力落とし他局面を抜け出す。世界で稼ぐ製造業がけん引。6社に1社が今期最高益見込む。

・パイオニア <6773> [終値205円]AV(音響・映像)機器事業売却へ。船井電機 <6839> [終値1024円]などと交渉。夏ごろ合意目指す。

・五大銀行グループ2014年3月期決算14日、出そろう。連結最終利益合計2兆8669億円と06年3月期以来の高い水準。本業低迷、海外強化が課題。

・KADOKAWA <9477> [終値3465円]ドワンゴ <3715> [終値2798円]10月統合正式発表。
 持ち株会社「KADOKAWA・DWANGO(角川・ドワンゴ)」設立、2社傘下。KADOKAWA株1株に1.168株、ドワンゴ株1株に1株割り当て。

・ソニー <6758> [終値1805円]再生シナリオ不透明。2015年3月期連結業績見通し、最終損益500億円の赤字(前期1283億円の赤字)。
 構造改革の成果でエレクトロニクス事業の採算は改善も、収益回復の力強さに欠ける。前期は下方修正3回実施。

・東日本大震災後の3年間で電気料金、家庭向けで2割、企業向けで3割上昇。火力発電用の燃料費が増えたため。

・中国交流サイト(SNS)最大手騰訊控股(テンセント、広東省)が東南アジア市場に 踏み出す。
 この1年で対話アプリ(応用ソフト)利用者が倍近い4億人へ。日本のLINEも上回る勢い。
 その成長力は海外事業者を閉め出す中国政府のインターネット規制の中で培われた面もあり、世界競争で勝ち残れるか。

・電子機器受託製造サービス(EMS)世界最大手、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業14日、
 2014年1-3月期決算、連結営業利益前年同期比50%増209億台湾ドル(約711億円)。
 売上げ伸び悩むも、中国主力工場の生産自動化で人員大幅減の効果。 

・牛丼3社の業績拡大。ゼンショーHD <7550> [終値1009円]2015年3月期連結営業利益前期比約2倍に。
 吉野家HD <9861> [終値1274円]15年2月期営業利益51%増の33億円。値上げで客単価上がる。「牛すき鍋膳」(並みで590円)も寄与。
 松屋フーズ <9887> [終値1744円]既存店売上高ほぼ横ばいも、利益率高め、15年2月期営業利益、6%増の24億円と2期連続の増益見込む。

・ロシア・ロゴジン副首相13日、ウクライナ情勢受けて先に宇宙協力分野での対ロ制裁発動した米国を「信頼できないパートナー」と批判。
 米国要請している2024年までの国際宇宙ステーション(ISS)共同運用拒否する意向示す。

・ビール大手14日発表、4月のビール類課税出荷量、前年同月比21%減2944万ケース。消費増税前のまとめ買いの反動と。



Posted by 占い ザ・ハーミット at 15:56│Comments(0)
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