日経 11月6日

日経 11月6日



2014年11月6日(木)

・米中間選挙、オバマ大統領率いる与党民主党は大敗。野党共和党下院の多数派維持、議席上積み、上院では8年ぶりに過半数奪還。

・トヨタ <7203> [終値6808円]2015年3月期連結純利益、上場企業で初めて2兆円へ。通期予想上方修正。主力北米市場で販売増。
 今期売上高前期比3%増の26兆5000億円、従来予想8000億円引き上げ。純利益10%増と最高更新。

・厚生労働省5日、保険診療と保険外診療併用する「混合診療」拡充の具体案示す。原則全国約100ヵ所の大病院で実施、
 中小病院や診療所は患者紹介へ。実質的に高度医療担う中核病院にほぼ限られる公算大きく。

・米中間選挙、野党共和党が上下院制した。議会握る共和党がオバマ政権への対決姿勢強めるのは必至、任期残り2年の米政権は一段の弱体化。
 経済はじめ外交・安全保障など主要政策は停滞する公算大きい。

・伝統的に自由貿易推進派の共和党が米議会の主導権握ることで、難航する環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉に追い風吹くとの観測も。

・10/31日銀追加金融緩和踏まえ、外国為替市場で円安が一段と進む。
 5日には一時1ドル=114円台後半まで円が売られ、2007年11月以来およそ7年ぶりの安値に。日経平均株価も5日続伸。

・厚生労働省、長期入院の高齢者受け入れる病院の「介護療養病床」を条件付きで存続させる方針。
 2017年度末全廃するとしてきた改革方針転換、重篤者多いなど5つの要件満たす病院には介護報酬の支払いは続ける。

・日本IBMとみずほ銀 <8411> [終値205.9円]
 人工知能型コンピューター「ワトソン」と音声認識技術組み合せて、顧客からの問い合わせに自動で回答する世界初のシステム共同開発へ。

・米政治は2016年の大統領選に向けて動き出す。中間選挙制した共和党は抜きんでた候補者の顔を欠く。
 対する民主党は本命候補ヒラリー・クリントン前国務長官は年内にも出馬の是非を決断。

・ハウス食品 <2810> [終値1899円]中国で販売してきたカレーの人気に火が付き始めた。
 中国で2ヵ所目となる工場が遼寧省大連で稼働し、4日から出荷が始まった。利益出せる事業に育ってきた。

・ドラッグストア業界4位コスモス薬品 <3349> [終値16160円]大型物流センターの本格展開に乗り出す。
 約100億円投じて2015年5月期中に地盤の九州に2ヵ所のセンター開設。関西にも建設する方針。

・帝人 <3401> [終値295円]5日、シンガポール工場や徳山事業所(山口県周南市)の閉鎖含むリストラ策発表。
 海外勢との競争で採算激化、直近7期中、4期で構造改革によって最終赤字に。 

・コスモ石油 <5007> [終値167円]アラブ首長国連邦(UAE)での原油・天然ガス開発でスペイン石油2位のセプサと合弁会社を12月に設立。

・住友金属鉱山 <5713> [終値1514.0円]福島県楢葉町に電気自動車(EV)に使うリチウムイオン電池部材の原料工場新設。
 2015年12月の生産開始目指す。新工場は雇用の受け皿として復興の一定の役割も。

・三井物産 <8031> [終値1672.0円]ブラジルの建設・運営に本格参入。
 現地大手建設・インフラ会社オデブレヒト主導するサンパウロの地下鉄運営会社に約20%資本参加、将来の新規路線も共同で運営する。

・原子力規制委員会5日、関西電力 <9503> [終値1154.5円]3、4号機(福井県)について事実上の合格証となる「審査書案」の作成に着手。
 審査書案の完成は年内までかかると見られる。

・中央社会保険医療協議会(中医協)は5日、再生医療について、公的保険治療の対象に加えることを了承。
 対象となるのが、心不全の患者の太ももから筋肉のもとになる細胞を採取、
 培養して心臓に装着する「細胞シート」はじめ、25日施行される改正薬事法で承認された医療技術や医薬品。



Posted by 占い ザ・ハーミット at 15:23│Comments(0)
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