日経 1月26日
2015年01月26日
2015年1月26日(月)
・安倍晋三首相25日、過激派「イスラム国」とみられる組織インターネットで湯川さん殺害したとした写真「信憑性高い」と。
政府は関係国と連携し、拘束中の後藤健二さんの解放に全力尽くす。首相、オバマ大統領と電話協議、連携確認。
・政府、小売業、宿泊業、畜産業といった自営業者の事業承継支援するため、相続税の優遇措置拡大。
土地だけでなく、建物、機械、車など設備の評価を通常よりも減額や、納税時期繰り延べるなど検討。
2016年税制改正で議論。地方経済を支える狙いもある。
・日経新聞社とテレビ東京 <9413> [終値2686円]23〜25日実施世論調査、
安倍政権の経済政策「アベノミクス」による景気への影響について、
「変わらない」が60%で最も多く、「良くなった」は15%、「悪くなった」が21%に。
内閣支持率は51%(前回比横ばい)不支持率33%(マイナス3)。
・ギリシャ総選挙25日、投票始まる。
世論調査では最大野党反緊縮派、急進左派連合の優勢が伝えられ、
政権獲得すれば欧州連合(EU)など求める歳出削減への抵抗が強まる可能性が高い。
ギリシャの信用不安再燃、金融市場が動揺する恐れも。
即日開票、26日未明(日本時間午前)にも大勢判明する見通し。
・欧州連合(EU)、ギリシャ総選挙で急進左派連合が政権握った場合、
ギリシャ支援の枠組みを新政権とあらためて協議する方針。大枠は今の財政緊縮策の継続求める方向。
・大企業で働くサラリーマンの社会保険料と税の負担が4月以降、じわじわ重くなる。
高齢者医療費を現役世代が負担する仕組みを2015年度から見直す。
平均年収の高い企業の健康保険組合はより負担するようになる。17年度にかけ給与所得控除の縮小も控える。
・原油安の影響、銀行や個人投資家間にも広がる。
3メガバンクはエネルギー関連企業への貸し出し状況について点検開始。
個人投資家に人気だったシェールガスなどエネルギー事業で運用する投資信託の基準価格も下落傾向続く。
原油安が進むと、エネルギー関連企業の業績が落ち込んだり、開発プロジェクトの採算が悪化したりする可能性も。
米シェール革命などへの期待からエネルギー関連の投資信託が人気を集めたが、基準価格は大きく下落。
昨年11月末比の下落率は軒並み10%超。
・ネット証券、顧客が株価指数先物・オプション取引する際の手数料を引き下げる動き広がっている。
海外市場の動きが日本株に影響する場面増え、夜間でも取引しやすい先物やオプション活用する個人増加。
楽天証券、日経平均株価先物、従来1枚当たり450円だった手数料、278円に。
カブドットコム証券 <8703> [終値594円]も追随、2月に手数料下げ。ミニ46円から38円。楽天と同じに。
松井証券 <8628> [終値1032円]2月上旬に日経平均先物(ミニ含む)「一日先物取引」始める。
日中取引だけ、夜間取引だけといった時間限定で手数料15〜50円安く。レバレッジも高められる。
SBI証券 <8473> [終値1285円]1月末まで、
取引所の立合外市場につなぐ同社独自のサービス使えば、手数料安くするキャンペーン実施中。
・セブン銀 <8410> [終値493円]地方銀行の事務受託事業に参入。
今春長崎県の十八銀 <8396> [終値323円]の送金事務の一部引き受け。
地銀の経営環境は人口減少や融資競争激化で悪化。事務部門のスリム化で営業部門の人員増やし、顧客サービスの強化へ。
・世界経済フォーラム、ダボス会議閉幕。
ウクライナや中東巡る地政学リスクの高まりや欧州の政治・社会情勢の不安定化が経済に影を落としている姿を浮き彫りに。
世界フォーラムは「世界にとって今後最大の脅威は国家間の衝突」とする報告書まとめた。
軍事紛争に加え、経済制裁や資源の奪い合い、サイバー攻撃など、争いの手段の広がりも懸念示す。
欧州リスクも大きな心配材料。世界経済が新たなリスクに直面しつつあることを象徴する会議になる。
・ギリシャ総選挙25日実施。反緊縮派の急進左派連合が、財政再建のため激しい緊縮策を敷いてきた与党新民主主義党を抑え、
第一党になる公算大きく、ギリシャが再び債務危機に陥りかねないことを懸念する金融市場の動揺誘う可能性も。
急進左派連合が、定数300の過半数の議席獲得する可能性も指摘。過半数に届かない場合、連立交渉の行方が焦点に。
・世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)24日、主要日程終えた。
各国首脳がイスラム過激派によるテロ対策で「連帯」表明。
・ホンダ <7267> [終値3685.0円]主力車「アコード」の北米向け次期モデル、
欠陥による大量リコール(無償で回収・修理)起こしたタカタ <7312> [終値1509円]でなく、
豊田合成 <7282> [終値2479円]のエアバック採用へ。
・豊田通商 <8015> [終値2743円]出資先の種子開発ベンチャー開発した新品種を2015年産から商業栽培、
種子販売から生産したコメの販売まで手掛けるコメ事業に参入。通常の1.3倍から1.5倍の収穫量見込める。
・出光興産 <5019> [終値1994円]による昭和シェル石油 <5002> [終値1185円]の買収交渉明らかになって1ヵ月。
今春にも基本合意目指す方向も、企業文化大きく異なり、交渉難航することも予想。
昭和シェル、コスモ石油 <5007> [終値160円]や東燃ゼネラル <5012> [終値1034円]と第三極築く可能性も。
Posted by 占い ザ・ハーミット at 15:29│Comments(0)