日経 3月18日

日経 3月18日



2015年3月18日(水)

・日銀 <8301> [終値48000円]黒田東彦総裁17日、金融政策決定会合後の記者会見で「物価の基調は着実に改善している」。
 20日で就任から2年。足元で2%の物価上昇目標の実現は遠いが、脱デフレに向けた流れは途絶えていないと強調。
 3年目の黒田日銀は、賃金上昇起点に内需の好循環入りを狙う。

・セブン&アイ <3382> [終値4952.5円]2015年2月期連結営業利益、3450億円前後と前期比2%増、4年連続で過去最高更新。
 コンビニエンスストア事業の好調が続いている。営業収益は6兆1000億円程度と約8%増。 

・任天堂 <7974> [終値14080円]DeNA <2432> [終値1407円]17日、業務・資本提携で合意。
 「マリオ」など任天堂の有力キャラクターが登場するスマートフォン(スマホ)ゲームを共同開発、
 今秋から任天堂のゲーム利用者対象とした会員制サービス始める。
 それぞれ約220億円出資、任天堂はDeNAの発行済み株式の約10%を、DeNAは任天堂の同1%の株式取得。

・トヨタ <7203> [終値8338円]ほぼ8年ぶりに上場来高値更新。株価上昇要因は業績への期待。
 リーマン・ショックや東日本大震災乗り越えて過去最高益達成した収益力に加え、
 賃上げや株主配分に前向きに取り組んでいることが株価押し上げている。

・関西電力 <9503> [終値1054.0円]日本原子力発電は17日、運転開始から40年以上たった3基を廃炉にする決定。
 18日にも2基の廃炉が新たに決まる。原発の運転期間が原則40年に制限され、規制のハードル乗り越えは困難と判断。
 20〜30年にわたる困難な廃炉事業に加え、地元経済への影響緩和など今後の課題は数多く。

・「大阪都構想」の是非を問う大阪市民の住民投票の実施が17日、決まる。投票は5/17に行われる。
 賛成多数の場合、同市は2017年4月に廃止され、5つの特別区になる。道府県と政令指定都市の「二重行政」のあり方問う。

・中国主導で設立するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に欧州主要国加わる。
 英国の参加表明が引き金、ドイツ、フランス、イタリアも17日、参加意思表明。
 中国主導の開発構想に否定的な日米と、経済的な実利重視する欧州勢との溝が表面化しつつある。 

・米アップルが今秋にもテレビ向けコンテンツのネット配信を自社で始める。
 25チャンネル程度を月額30〜40ドル(3600〜4800円程度)でまとめ売りするサービスに。

・中国株上昇。
 17日上海株式市場で上海総合指数は2009年8月に付けたリーマン・ショック後の高値上回り、約6年10ヵ月ぶりの高値に。
 前日比1.6%高、3502と08年5月以来の高水準。売買代金約6000億元(約11兆8000億円)と大きく膨らむ。
 全国人民代表大会(全人代)終わり、追加金融緩和や規制緩和など政策期待が広がり、幅広い銘柄に買いが入った。

・2月の米住宅着工件数は約89万7000戸、前月改定値比17.0%減。
 市場予測平均(104万戸程度)を大幅に上回り、3ヵ月ぶりに減少。
 前年同月比では3.3%減。主力の一戸建ては59万3000戸で、前月比14.9%減(前年同月比0.7%増)。

・ベトナム北部の港湾都市、ハイフォンで日韓製造業の工場進出ラッシュ続く。
 中国より人件費安、近接する中国・華南地域の広州、深など珠江デルタのサプライチェーン(供給網)活用できる地の利。
 
・ゼンショー <7550> [終値1151円]17日、2015年3月期の連結営業利益、前期比67%減の26億円に。
 これまで上場来初の赤字転落見込む。アルバイト確保進み、想定よりも損益が改善する。
 売上高9%増の5113億円、従来予想20億円上回る。

・安全保障法制巡る与党協議、最終案自公実質合意。20日に正式合意見通し。
 自衛隊が国際紛争に対処する他国籍軍を後方支援するための恒久法に関し、
 焦点の国会の関与の在り方は、事前承認基本とする。

・中国政府が外資含む金融機関に対し、
 海外への送金などデータ通信に使うサイバーセキュリティー技術への監視強める規制打ち出している問題で、規制延期に。
 日本政府も規制の内容や真意ただす書簡、中国側に送る。日米の官民挙げた反発で、政策対応に姿勢軟化させた可能性も。

・2014年1年間の首都圏における新築マンション平均購入額が4340万円、2001年調査開始以来2年連続で最高額更新。
 13年(4168万円)から172万円アップ。

・大塚家具 <8186> [終値1456円]会長の父親と社長の娘が経営巡って対立。27日株主総会まで10日を切る。
 株主の議決権集める委任状争奪戦(プロキシファイト)激しく。

・ニューヨーク・マーカンタイル取引所で原油先物相場が17日の時間外取引で下落、
 指標の米国産標準油種(WTI)4月渡しは一時1バレル42.63ドル。



Posted by 占い ザ・ハーミット at 15:21│Comments(0)
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