日経 7月20日

日経 7月20日



2015年7月20日(月)


・政府はトンネルといった公共インフラ点検で、ロボットの活用促すための規制の見直し進める。
 技術の向上で、人の行う作業の補助や代替が可能になったためで、
 2016年度にもロボット導入できるよう「目視」など前提とする規制見直す。
 点検の精度上げインフラの安全性も高める。
 技術開発促し、ロボットを成長産業に育てる狙いもある。

・関西電力 <9503> [終値1495.0円]総合エネルギー世界大手仏GDFスエズと液化天然ガス(LNG)の調達や販売で提携。
 調達コスト抑えること目指し、輸送で協力。関電が将来世界各国で効率よく販売できる体制つくり進めていく。

・株価指数などに値動きが連動する上場投資信託(ETF)の市場が拡大。
 運用資産残高は昨年末比4割強増え、初の15兆円超えた。主因は日銀 <8301> [終値49200円]の買い。
 今年は計1兆7千億円超を買う。保有残高は簿価で5兆6千億円超え、時価に直すと推計8兆円超とみられる。 

・アマダHD <6113> [終値1262円]例年にないほどの注文が舞い込む。
 自動車や電機メーカーなど国内企業からの5月の受注額は前年比91%増。
 高水準の受注けん引するのは設備を更新する投資。
 ここ数年の収益改善に設備投資減税などの後押しも加わり、老朽設備更新する機運盛り上がる。

・環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)交渉の妥結後にらみ、自民党で農業強化する予算獲得求める動き広がり始めた。
 農林族議員中心に複数年で「国費で最低1兆円の確保」と主張。2016年夏の参院選を意識も。

・米国最大の投資信託運用会社バンガード・グループ、販売時に手数料取らないノーロード投信の日本拡販に乗り出す。
 直販や提携による販路の拡大目指す意向示す。

・みずほ銀 <8411> [終値270.0円]
 中小企業向けインターネットバンキングで、仮想(バーチャル)の行員が利用者の質問に答えるサービス始める。
 インテリジェントウェブ <4847> [終値549円]と組み、質問入力すると操作方法など教える仕組み作った。

・米国とキューバ20日、54年ぶりに国交が回復する。相互に大使館再開。
 キューバ革命後の1961年に断交して以来の業務再開。
 キューバ側では停滞する経済が成長力取り戻せるとの期待高まっている。

・韓国で中東呼吸器症候群(MERS)の感染者が初めて確認されてから20日で2ヵ月。
 7/5以降新規感染者発生しておらず、経過観察の隔離対象者も70人切るなど事態は沈静化に向かっている。
 外国人観光客6月は例年の半分。7月以降の不振続く。観光は深刻な打撃。

・ギリシャ政府20日から銀行再開。6/29から休業しており、営業は3週間ぶり。現金の引き出し制限も緩める。
 引き出し制限1日60ユーロ(約8千円)から1週間420ユーロ(5万6千円)とまとめて引き出せる。

・工作機械大手「エントリーモデル」と呼ぶ低価格機種の増産に乗り出す。
 DMG森精機 <6141> [終値2282円]2016年度に約3割増産。
 オークマ <6103> [終値1293円]台湾に新工場設けて生産能力1.5倍に。
 スマートフォン(スマホ)関連の受注は落ち込むも、エントリーモデルで扱う機械部品などの需要は底堅いと見て、
 低価格武器に台頭する中国・韓国勢に対抗できる体制整える。

・NEC <6701> [終値379円]南アフリカシステム開発大手、XON(エクソン)に約40億円出資。
 エクソンの営業網活用することで巻き返しにつなげ、
 アフリカでの売上高を2019年3月期までに今の3倍の300億円に引き上げる。


・東芝 <6502> [終値376.8円]第三者委員会20日、不適切会計問題の調査報告書提出。厳しく指摘する見通し。
 東証が管理体制の改善求める「特設注意市場銘柄」に指定される見通し。
 上場維持するためには、1年以内に改善する必要がある。
 上場廃止になるかは未知数。東証の基準はわかりにくいとの批判もある。 

・気象庁19日、関東甲信越地方の1都8県が梅雨明けしたとみられる発表。平年と昨年より2日早く。梅雨入りは6/8ごろ。



Posted by 占い ザ・ハーミット at 14:03│Comments(0)
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