日経 週末まとめ
2016年02月15日
2016年2月15日(月)
・インド西部の高速鉄道計画への「新幹線方式」導入をめぐり、日本とインドは14日、
両政府高官による初の合同委員会開催、資金や人材育成面の協力などについて協議。
年内に一定の結論を出すことを目標に。
事業費9800億ルピー(約1兆6000億円)のうち、日本は最大約8割を円借款で支援する方向。
・富士重 <7270> [終値3472.0円]「超」が付く「為替敏感銘柄」。
過去数年、常に同社に強気の見方を続けてきた株式市場も来期の減益を覚悟し始めた。
背景にあるのは急速に進行する円高ドル安。
新車販売の勢いはまったく陰りを見せていない。
北米では低金利とガソリン安を背景に車両価格が小型車よりも高い多目的スポーツ車(SUV)が売れに売れている。
富士重は主力車種が「アウトバック」や「フォレスター」などのSUVであり、恩恵を最大限に受けている。
・JXHD <5020> [終値424.2円]2010年の会社発足以来、最大の赤字も、発表後の株価は値持ちの良さが目立つ。
不透明だった原油安のマイナス影響が明らかになり、一部で「悪材料出尽くし」と受け止められているため。
来期業績反転へ意欲、資源価格が足元の水準からさらに下がらない限り、在庫評価損や減損損失がなくなる。
・米商務省が公表1月小売統計、自動車とガソリン、建材、外食を除いたコア売上高、0.6%増、前月比0.3%減から改善。
市場予想(0.3%増)を上回る。小売売上高は前月比0.2%増。前月分は前回発表の0.1%減から0.2%増に上方修正。
・2月の米ミシガン大消費者信頼感指数速報値は90.7(予想:92.0)
・2月の米ミシガン大景気現況指数速報値は105.8(予想:105.0)
・2月の米ミシガン大消費者期待指数速報値は81.0(予想:82.0)
・日銀の中曽宏副総裁、日銀が導入したマイナス金利は銀行収益への意図せぬ負荷を軽減するよう設計されており、
最近の銀行株下落は行き過ぎとの認識を示した。(ニューヨーク講演)
・12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反発。
欧州の株高や原油相場の上昇を受けて投資家心理が改善。
米消費が底堅さを示したことも好感され、米株式には買いが広がって高値圏で終了。
・ドイツ銀行は12日、
自ら発行した30億ユーロ(約3800億円)のユーロ建て債券と20億ドル(約2200億円)のドル建て債券を買い戻すと発表。
財務体質の健全性をアピールしたことが好感されて株価が急反発。
・石油輸出国機構(OPEC)による協調減産への期待もあってニューヨーク原油先物相場は1バレル29ドル台まで上昇。
・民主党の岡田克也代表は14日、急激な円高・株安の進行に関し、
「アベノミクスの破綻という観点でしっかり議論したい」と述べ、
衆院予算委員会などで安倍政権の「失政」を追及する方針を示した。
・急激に進む円高と株安で、関西でも景気の先行きに警戒感が強まっている。
景気を支えてきた富裕層の消費や、外国人観光客の「爆買い」が落ち込む恐れがあるため。
・日銀 <8301> [終値35150円]マイナス金利政策導入することで、
消費者にとっては新車買う際のローン金利の低下も期待される。
「金利0%」キャンペーン実施する輸入車メーカーもある。
・シャープ <6753> [終値139円]経営再建に名乗りを上げた台湾鴻海精密工業に対し、
シャープ側が人員削減や事業の切り売りしないよう誓約書の提出求めていたことが13日わかった。
鴻海は提出しておらず、12日シャープの臨時取り締まる役会では、
官民ファンド、産業革新機構との支援受け入れ交渉継続することを確認。
・東証日経平均1万5000円割れ。市場に悲観論、「負の連鎖」に陥っている。
・政府・日銀 <8301> [終値35150円]円の急騰阻止するため、
市場介入に踏み切ったとする観測が国内外の金融市場で急速に広がり始めた。
11日の欧米外国為替市場で円相場の不自然な値下がりが進んだため。
市場では「政府・日銀がどこまで円高容認するか」注視、神経質な値動き続きそう。
・上野動物園(東京・台東)今シーズンの繁殖断念。13日から展示再開。人工授精の機会もなし。
Posted by 占い ザ・ハーミット at 14:45│Comments(0)