日経 7月21日

日経 7月21日


2016年7月21日(木) 

・厚生労働省、抗がん剤などの高額な画期的新薬の適性使用に乗り出す。
 使用ガイドライン(指針)つくる。
 指針の第一弾はがん免疫治療薬「オプチーボ」とし、指針満たさない場合は公的医療保険を適用しない方針。
 高コレストロール血症治療薬「レパーサ」の指針作りも進める。

 「オプチーボ」販売、小野薬 <4528> [終値4075円]
 「レパーサ」販売、アステラス薬 <4503> [終値1673.0円]

・ダイキン <6367> [終値9347円]家庭用エアコンの新工場、ベトナムで建設する。
 世界的に拡大が見込める東南アジアの中でも同国はエアコン販売が年平均30%超のペースで伸びる。
 投資額100億円強、ベトナムで現地生産に乗り出して製版一体で成長市場開拓へ。

・トルコ、エルドアン大統領20日、首都アンカラで緊急国家安全保障会議開く。
 クーデター未遂事件の真相究明や首謀者らの処罰など協議。死刑制度復活求める声も。

・トルコ、エルドアン大統領、軍の一部によるクーデター未遂事件捜査口実に5万人規模の公務員らを解任。
 大統領の政敵で米国に住むイスラム教指導者ギュレン牧師の支持者を公的機関から一掃する狙い。
 エルドアン大統領19日、オバマ大統領にギュレン師の引き渡し要請。米国が応じるかが焦点。

・米共和党19日、全国大会で
 ドナルド・トランプ氏(70)とインディアナ州知事マイク・ペンス氏(57)を正副大統領候補に指名。
 共和党、結束なお遠く。応援演説、うわべだけも。

・訪日外国人観光客の伸びに勢い戻る。
 日本政府観光局が20日、6月訪日客数は198万5700人と前年同月比23.9%増、同月としては最高記録。
 6月は5カ月ぶりに伸び率拡大。けん引役は中国などからのクルーズ船の来航、1人当たりの消費額は減少続く。
 1〜6月の上半期訪日客は前年同期比28.2%増となり、1171万人の過去最高を記録。
 夏から秋にかけ訪日客が増える多客期迎える。年間2500万人程度に達する可能性も。

・世界各国で人気となっているスマートフォン(スマホ)用ゲーム「ポケモンGO」が近く日本でも配信される。
 期待の大きさ映し任天堂 <7974> [終値27765円]の株式売買高は20日も過去最高更新。
 日本マクドナルド <2702> [終値3515円]との提携明らかになり、「ポケモノミクス」として関心高まる。

・全国農業協同組合連合会(JA全農)は2020年にも開発費迎えたジェネリック(後発)農薬発売する。
 農業改革を成長戦略の柱とする政府・自民党はJAグループに資材価格の引き下げ求め、その要請に応じる。
 後発薬は通常農薬より開発費が1割ほど安く、農業の競争力向上への期待がある。

・米大統領選で環太平洋経済連携協定(TPP)への逆風強まり、米国議会の年内承認険しくなる。
 米通商代表部(USTR)フロマン代表「(参加12カ国の)再交渉は困難」と指摘。
 年内決着目指す考えも、来年発足する次期政権での一定の仕切り直しは避けられないとの見方強まっている。

・20日の欧州市場で円相場が一時1ドル106円台後半に下落。約1カ月ぶりの円安・ドル高水準。

・欧州連合(EU)離脱決定後の英通貨ポンドの大幅な下落受け、
 英国の企業や不動産などに海外投資家の資金が流入する兆し。
 資金の流入は経済的ショック和らげる可能性もある。

・米金融大手6社の2016年4-6月期決算出そろう。
 4大商業銀行は歴史的な低金利による利ザヤの縮小が響き、2四半期連続でそろって減益となる。
 ウェルズ・ファーゴの4-6月期の純利益は55億5800万ドル(約5900億円)で、前年同期比3%減。
 主因は長引く低金利。

・インド政府は19日、国営銀行13行に総額2292億ルピー(約3600億円)の公的資金注入すると発表。
 政府は資金注入で資本増強して新規融資促す。

・素材各社が航空機向け新材料で相次ぎ国内投資に乗り出す。
 住友化 <4005> [終値445円]50億円投じ千葉県に高機能樹脂(エンジニアリングプラスチック)の工場新設、
 日本カーボン <5302> [終値205円]富山県で耐熱素材の繊維の量産体制敷く。
 宇部興産 <4208> [終値178円]2025年までにSiC繊維の売り上げ規模を年50億円に増やす計画。

・中部電力 <9502> [終値1556.5円]20日、首都圏向けので電力料金プラン刷新すると発表。
 これまで契約可能な容量広げ、料金も平均して東京電力HD <9501> [終値421円]傘下の小売り会社、
 東京電力エナジーパートナー(EP)より5〜10%安くする。 
 中部電力は首都圏で早期に10万契約獲得する計画m、直近では3700件にとどまる。

・政府、経済対策の事業規模が20兆円規模とする方向で調整。8月初めに閣議決定する方向。 
 事業費当初想定10兆円から拡大するのは、2017年以降の事業盛り込み、
 国の信用で借りた資金を貸し出す財政投融資を6兆円増やす影響が大きい。

・ネクソン <3659> [終値1589円]創業者が韓国検察部に賄賂提供した疑い強まり、同幹部逮捕。

・フィリピン、ドゥテルテ大統領19日、米議会弾とマニラで初会談、
 中国の南シナ海での領有権主張に根拠ないとした仲裁裁判所の裁定受け、「譲歩はしない」との姿勢示す。
 領有権問題で「中国と交渉する予定なし」と。



Posted by 占い ザ・ハーミット at 15:33│Comments(0)
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