占い　ザ・ハーミット

2016年8月5日（金）　

・トヨタ　<7203> ［終値5691円］4日、2017年3月期連結業績予想下方修正、営業利益前期比44％減、1兆6000億円へ。
　為替相場の前提を1ドル102円と円高方向に見直したため、5月時点予想比1千億円減。
　世界販売台数は前期比1％増、将来の成長に向けた研究開発に1兆円投じる。

・政府、国家戦略特区で一般住宅に旅行者を有料で泊める民泊を短期滞在客向けにも解禁する方針。
　日数条件今秋にも22泊3日以上に短縮する。
　特区以外ではホテルや旅館が技能実習制度通じて外国人をより活用しやすくするなど規制緩和検討。

・英中央銀行イングランド銀行は4日、
　金融政策委員会で利下げや量的緩和の再開を柱にする大規模な金融緩和策発表。
　政策金利0.25％引き下げ、0.25％に。利下げは2009年3月以来7年5カ月ぶり。

・2020年東京五輪追加種目として、
　野球・ソフトボール、空手、サーフィン、スポーツクライミング、スケートボードの5競技18種目が承認。

・経団連4日、大手企業対象とした2016年夏のボーナスの最終集計、平均妥協額90万5165円と15年比1.46％増。
　4年連続増加、90万円超は08年以来8年ぶり。

・日本政策投資銀行4日発表、2016年度の設備投資計画調査、
　全産業の国内投資は15年度実績比10.9％増、17兆5128億円に。
　5年連続の増加。自動車や航空機など製造業に加え、20年の東京五輪見据えた鉄道や不動産の投資が拡大する。

・経済産業省5日、政府の掲げる「ロボット新戦略」の実現に向け、ロボットの開発事業への補助を約80件採択へ。
　実証実験にかかる費用の3分の2まで補助。

・日銀　<8301> ［終値35550円］4日、上場投信（ETF）買い付け額707億円。前日比で倍増。
　これまでは1日当たり約340億〜350億円買い入れており、
　日経平均の午前終値が前日比で一定の水準に下がった場合に動くケースが多かった。

・韓国の環境省やソウルなどの自治体は4日、老朽ディーゼル車の規制強化に乗り出す。
　2017年以降、首都圏の運行では一定の重量超える約43万台のトラックや大型乗用車には
　粒子状物質の低減フィルターの搭載義務付け。
　違反者は摘発時に20万ウォン（約1万8千円）の罰金科す。

・インド議会上院は3日、州ごとに異なる間接税統一する「物品サービス税」（GST）の憲法改正可決。
　税率が各州でバラバラだったインドが13億人市場の統合へ動き出した。
　実現すれば産業の効率化通じ成長率高まる可能性。

・英中央銀行イングランド銀行カーニー総裁4日、金融政策で「経済を下支えする」と強調、
　先行きの不透明感拭うため、英政府が「離脱後」の姿を明示することが重要だとの認識示した。

・楽天　<4755> ［終値1162.5円］の事業モデルが曲がり角。
　主力のインターネット通販で配送の便利さや口コミ重視する消費者の新潮流を捉えきれていない。
　アマゾン・ドット・コムや新興勢力の台頭許し、成長が頭打ちに。
　2016年1-6月期連結業績営業利益前年同期比12％減、487億円と減益に転じた。
　電子商取引（EC）事業は4-6月期売上高が7％増の725億円、営業利益が25％減の175億円と利益面で足を引っ張る。

・東急不　<3289> ［終値566円］東京と大阪の中心部など計5カ所で商業ビルを開発る。
　物販・飲食店に加えシネマコンプレックス（複合映画館）やビジネスホテル誘致する。
　2019年度までの完成予定で、総事業費5カ所で合計300億円強になる見通し。

・日本マクドナルドHD　<2702> ［終値3050円］4日発表、7月の既存売上高、前年同月比26.6％増。
　増収は8カ月連続で前月比8.1ポイント改善。
　スマートフォンゲーム「ポケモンGO」向けサービス全店で展開、ゲームユーザーの来年などで客数大きく伸びる。
　客単価15.3％増と前月比0.7ポイントの小幅な伸び、客数は9.8％増と前月の3.3％から大幅に伸びた。
　ポケモン効果については分析中と。

・人工知能（AI）、米IBM製「ワトソン」、診断が難しい60代の女性患者の白血病を見抜き、
　東大医科学研究所に適切な治療法助言、女性の回復に貢献。

・米共和党大統領候補ドナルド・トランプ氏（70）戦没者遺族中傷騒動拡大の一途。
　大統領候補の適格性問う声が共和党内で強まる。

・日銀岩田規久男副総裁4日、横浜市内で講演後の記者会見
　「金融緩和の程度を縮小することはあり得ない」と述べる。
　9月の金融政策決定会合で行う「総括的な検証」で緩和縮小に向かうとの観測否定。