占い　ザ・ハーミット

2017年8月4日（金）

・トヨタ　<7203> ［終値6225円］マツダ　<7261> ［終値1642.5円］資本提携する方向で最終調整へ。
　トヨタがマツダに5％前後、マツダもトヨタに小幅出資する案軸に調整。
　電気自動車（EV）共同開発や、米国での工場新設を検討する。

・第三次安倍第三次改造内閣が3日、発足。
　「最優先は経済再生だ。経済を好循環させ、デフレ脱却を成し遂げる。をさらに加速させる」と強調。

・2018年3月期通期業績見通しを上方修正する企業が相次ぐ。
　3日までに17年4-6月期決算発表した3月期決算企業で純利益予想を増額した企業は71社となり、4年ぶりの高水準。

・安倍政権の内閣改造を市場はひとまず静観したものの、先行きには不安や期待が交錯。
　注目は近く明らかになる内閣支持率。低下すれば、外国為替市場では「アベノミクスの後退」が円高につながると予想も。
　一方、株式市場では景気刺激策に期待する動きも見られた。

・みずほ　<8411> ［終値194.4円］三井住友　<8316> ［終値4278円］三井住友信託　<8309> ［終値4052円］主要3行は、
　経営再建中のジャパンディスプレイ（JDI）　<6740> ［終値195円］に金融支援実施。
　総額1100億円の融資枠設ける方針で、JDIと近く契約結ぶ。

・トランプ米大統領は2日、共和党上院議員が検討中の移民制度改革法案支持すると発表。
　法案は高い技能を持ち、英語が話せる人材を優先的に受け入れる仕組みに改め、
　米国永住権（グリーンカード）取得者を半減させる内容。
　現時点で実現性は低いとの見方多い。
　トランプ氏には、支持基盤の労働者層に雇用確保の姿勢改めて強調する狙いが透ける。

・フォルクスワーゲン（VW）やダイムラーなど独自動車大手は2日、
　530万台のディーゼル車を無償改修して排ガス除去能力高め、環境対応強化することでドイツ政府と合意。
　これと引き換えに、大都市が検討していたディーゼル車の走行禁止の議論に歯止めをかけた。

・ビール大手3社は3日、2017年12月期はそろって連結営業増益となるとの見通し示す。
　アサヒグループHD　<2502> ［終値4548円］欧州のビール事業が貢献。
　キリンHD　<2503> ［終値2481.5円］はブラジル事業の売却で採算改善。
　ただ主力の国内ビール事業は店頭価格の上昇響き苦戦深刻。

・安倍晋三首相3日記者会見、内閣改造、「結果重視、仕事第一、実力本位の布陣を整えられた」。
　「安倍内閣はこれからも経済最優先だ。アベノミクスをさらに加速してもらいたい」。冒頭で「加計」など謝罪。