占い　ザ・ハーミット

2017年8月8日（火）

・ジャパンディスプレイ（JDI）　<6740> ［終値199円］
　4千人規模の人員削減含む構造改革案まとめ、外部企業との資本提携の検討へ入った。
　固定資産の減損など2018年3月期に1500億円超の特別損失計上。
　財務基盤立て直し、韓国企業に出遅れた有機ELへの転換急ぐ。

・GSユアサ　<6674> ［終値517円］
　電気自動車（EV）が1回の充電で足れる距離を2倍に伸ばす新型電池の量産を2020年にも始める。
　現行の一部EVはフル充電でもガソリン車の半分程度の距離しか走れず、新型電池で走行距離をガソリン車に近づける。
　三菱商事　<8058> ［終値2575.0円］などと共同開発する電池製造会社リチウムエナジージャパン（LEJ）が開発する。

・東京都小池百合子知事の側近、若狭勝衆院議員は7日、政治団体「日本ファーストの会」を立ち上げたことを明らかに。
　次期衆院選の候補者を発掘するため、政治塾発足。初回の講師として小池氏招く。

・ビール販売依然苦戦。
　アサヒビール　<2502> ［終値4653円］7日、7月のビール系飲料の販売数量は前年並み。
　サッポロビール　<2501> ［終値2954円］7月実績は前年同月比2％減。
　キリンビール　<2503> ［終値2417.0円］はまだ7月の販売実績公表前も、第三のビール系飲料は数％減った模様。

・ソフトバンクグループ　<9984> ［終値9023円］米携帯電話再編の動きを加速させてきた。
　孫正義会長兼社長は7日、米子会社で4位のスプリントについて
　「複数の事業統合の相手先を想定して検討、交渉中。意思決定の時期は近い」と言明。

・ソフトバンクグループ　<9984> ［終値9023円］
　2017年4-6月期連結決算、営業利益前年同期比50％増、4792億円、4-6月期として13年（4001億円）以来4年ぶりに最高更新。
　携帯子会社スプリントで新規契約数増加、
　サウジアラビア政府などと立ち上げた「10兆円ファンド」の投資先で株式評価益膨らむ。
　売上高3％増の2兆1860億円。純利益は55億円と98％減。中国アリババ集団などの株売却益2042億円がなくなったことが響く。
　18年3月期通期魚積予想は非開示も、会社側は期初時点で、連結営業利益が1兆円超えるとの見通し示している。

・米ティラーソン国務長官7日、核・ミサイル開発止めない北朝鮮との対話には、まずミサイル発射の停止が必要との考え表明。
　核開発の即時停止を条件としてきた従来姿勢を軟化させたとも受け取れる発言。
　米政権は対話姿勢と軍事的な圧力の両輪で北朝鮮問題の打開図る。

・北朝鮮は7日、米国などへの対決姿勢崩さず。李容浩（リ・ヨンホ）外相はASEAN地域フォーラム（ARF）閣僚会合で
　「米国の敵視政策が根本的に終わらない限り、核と弾道ミサイルを交渉のテーブルに載せたり、
　核大国の道をあきらめたりしない」と述べ、米国との対話を拒否し、核・ミサイル開発の継続を表明。
　李外相は核武力は「米国の軍事的侵攻を防ぐための抑止力」と主張。
　「米国の心臓部を攻撃できる能力を持たねばならない」とし、大陸間弾道ミサイル（ICBM）の開発を正当化した。

・日本郵政　<6178> ［終値1400円］
　日本郵便、ゆうちょ銀　<7182> ［終値1432円］かんぽ生命保険　<7181> ［終値2447円］3子会社のシステムと、
　全国の郵便局・ATMをつなぐ通信網を強化する。
　総額1000億円規模投資し、2020年の稼働目指す。

・日中外相会談7日、中国王毅外相、「あなたに失望した」、
　河野太郎外相「中国には大国としてのふるまいを身に着けていただく必要がある」と反論。

・台風5号7日、四国太平洋沿岸を進み、午後3時半ごろ、和歌山県北部に上陸。
　近畿から東北に進み、9日にかけて東日本縦断し、日本海に抜ける見通し。
　7/21発生から2週間以上経過し、歴代4位の「長寿台風」に。

・報道各社世論調査、安倍晋三内閣の支持率が軒並み上昇。
　ただ共同通信除く各社の不支持率は依然高く、支持率を上回っている。

・フランスマクロン大統領の支持率低下。
　財政立て直しのための歳出削減のほか、権威主義的と批判された振る舞いが人気失速の背景に。
　3日世論調査で、マクロン氏支持率は36％と7月から7ポイント減り、不支持は49％で上回る。