日経 週末まとめ ネットなど

日経 週末まとめ ネットなど



2018年6月11日(月)

・8〜9日の日米欧主要7カ国(G7)首脳会議(シャルルボワ・サミット)は、首脳宣言の発表で協調を演出したはずが、
 閉幕から3時間でトランプ米大統領がひっくり返す異例の展開。
 米国の鉄鋼輸入制限に批判が集中し、G7会議は二転三転どころか五転も六転もしながら紛糾。
 かえって「貿易戦争」のリスクが膨らんだ。
 市場はG7に「貿易戦争」の回避を期待したが、かえって「1対6」の亀裂の深さを露呈する最悪の結末となった。
 報復関税を掛け合う「貿易戦争」に突入すれば、米国も欧州勢もカナダも産業・雇用に実害が及ぶ。

・米朝両首脳シンガポール入り。12日に史上初の米朝首脳会談に臨む。
 米朝会談に先立つ11日にはシンガポールのリー・シェンロン首相と会談へ。

・新潟県知事選は10日投開票、自民、公明両党の支援無所属新人で、前海上保安庁次長の花角英世氏(60)初当選。
 元新潟県議の池田千賀子氏(57)=立民、国民、共産、自由、社民推薦=ら2人を破る。
 東京電力 <9501> [終値511円]柏崎刈羽原子力発電所再稼働の同意については慎重に判断する姿勢を示している。

・新潟県知事選で自民、公明両党が支持した候補の勝利を受け、
 与党は終盤国会での主導権を握り、来年の参院選に向けた弾みとしたい考え。

・北朝鮮の金正恩委員長は10日午後6時半(日本時間同7時半)、
 シンガポールのリー・シェンロン首相と同国大統領官邸で会談。
 金正恩氏はリー氏に対し、12日に開かれる初の米朝首脳会談の場を提供してくれたことに謝意を示す。

・トランプ米大統領は9日、日米欧主要7カ国(G7)首脳会議の終了直後に
 「首脳宣言を承認しないよう米代表団に指示。米国であふれる自動車の輸入関税を検討するためだ」とツイッターで表明。
 議長国カナダのトルドー首相が記者会見で、米国の鉄鋼関税の発動を「侮辱的だ」などと批判したことに激しく反発。
 G7首脳はトランプ氏の出発後に首脳宣言を発表して「保護主義と闘う」などと盛り込んだ。
 トルドー氏は首脳宣言を「日米欧カナダ7カ国の総意」と評したが、閉幕直後にトランプ氏は反旗を翻した。

・8〜9日に開かれた日米欧の主要7カ国(G7)首脳会議(シャルルボワ・サミット)を巡り、
 閉幕後にトランプ米大統領がツイッターで突然、首脳宣言を承認しないと表明したことに批判が相次ぐ。

・大型で強い台風5号は10日、日本の南の海上を北寄りに進む。
 中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートル、最大瞬間風速は45メートル。 
 11日にかけて東日本の太平洋側に停滞しそう。関東や東海、東北では強い雨が降る恐れがあり、
 気象庁は土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫、高波に警戒を呼び掛け。

・トランプ米大統領が自動車の輸入制限にも踏み切る懸念が強まる。
 自動車を輸出の基幹品とする日本への打撃は大きく、国内総生産(GDP)が0.1%下押しされるとの試算も。

・住宅に旅行者などを有料で泊める民泊が6/15に解禁されるが、事業者の登録届け出が低調と。
 1カ月前の時点でも全国で約720件にとどまり、数万件以上が営業していた従来とは様変わり。
 背景に厳しい規制と煩雑な手続き。
 きちんとルールを守ろうとする「真面目な人」ほど継続をあきらめる矛盾も。

・中国国家統計局が発表した5月の生産者物価指数(PPI)は前年同月比4.1%上昇と、4カ月ぶりの高い伸び。
 4月(同3.4%上昇)から2カ月連続で伸びが加速。
 伸び率はロイターがまとめたアナリスト予想(3.9%上昇)を上回った。

・ロシア政府系企業による極東サハリン(樺太)と北方領土結ぶ光ファイバー回線の海底敷設計画めぐり、
 ロシア政府から日本政府に対し、敷設作業開始するとの通告。
 早ければ10日にも着工。日本政府はロシア政府に抗議。工事業者には中国の通信機器大手が選定されている。

・米国際貿易委員会(ITC)7日、トヨタ <7203> [終値7480円]やパナソニック <6752> [終値1558.0円]など扱う
 カーナビやカーオーディオといった車載電子機器が、半導体大手ブロードコムの特許侵害しているかどうかの調査始める。
 調査対象はトヨタ、パナソニック、デンソーテン(神戸市)、ルネサスエレク <6723> [終値1121円]の4社。



Posted by 占い ザ・ハーミット at 12:59│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。