日経 4月3日
2019年04月03日
2019年4月3日(水)
・個人が企業に自分のデータの利用を停止できる権利導入するよう、政府の個人情報保護委員会が検討。
ネットサービスや広告、金融など個人情報を分析してビジネスに生かす動きが加速しているのに対応。
個人がデータの使われ方をコントロールできる仕組み用意し、企業のデータ活用進めつつ、不適切な乱用防ぐ。
・トヨタ <7203> [終値6689円]ハイブリッド車(HV)について、年内にも自社の関連技術の特許使用する権利を無償開放へ。
HVの市場拡大を目指す。
関連部品の外販で需要が増えればHVのコストが下がり、主要部品が共通する電気自動車(EV)の競争力強化にもつながる。
・日本経済新聞社が主要30業種対象にまとめた2019年4-6月期の産業天気図、
産業・工作機械、電子部品・半導体、通信、アミューズメントの4業種が悪化。
改善は紙・パルプの1業種のみ。横ばいの企業が25業種。
「晴れ」「薄日」合計14業種、「曇り」8業種、「小雨」「雨」は合計で8業種。
・次世代の高速通信規格「5G」サービスの号砲が鳴った。
韓国通信大手、KTが2日、世界初のスマートフォン(スマホ)向けサービスを5日始めると発表。
米国でも11日に始まる。2020年末には主要20カ国・地域(G20)のうち17カ国で商用化される見通し。
専用端末・サービスの料金がどこまで下がるかもカギとなりそう。
・次世代の高速通信規格「5G」サービスの号砲が鳴った。日本では10日、周波数の割当先が決まる。
NTTドコモ <9437> [終値2396.5円]は9月のラグビーワールドカップで試験提供、20年春に本番迎える計画で事業免許申請。
KDDI <9433> [終値2383.5円]ソフトバンク <9434> [終値1217.5円]も20年の商用化目指す。
・世界貿易機関(WTO)2日、2018年のモノの貿易量の伸び率は前年比3.0%と、17年の4.6%から減速。
米中貿易戦争などの影響で、アジアや欧州の輸出入が鈍った。
英国の欧州連合(EU)離脱巡る混迷などリスク要因は多く、19年予測は2.6%とさらにブレーキがかかる見通し。
・日米両政府は閣僚級による物品貿易協定(TAG)交渉の初会合が15〜16日にワシントンで開く調整に入った。
茂木敏充経済財政・再生相とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表が会談する。
・1〜2日にかけて公表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)の結果について、
「市場の追加金融緩和観測が広げる内容ではなかった」と日銀 <8301> [終値35850円]は安堵。
追加緩和をしようにも、具体策が限られているからだ。
・国際通貨基金(IMF)のラガルド専務理事は2日の講演で「世界経済の勢いは一段と弱まっている」と指摘し、
近く改訂する世界経済見通し(WEO)で2019年の成長率予測を引き下げる可能性示唆。
1月時点の予測は3.5%だったが、中国や欧州などの減速が鮮明になった。
・トルコリラの急落が外国為替証拠金(FX)取引を手掛ける個人投資家に影響広げている。
本来なら高金利のリラは買えば高い利息を得られるはずだが、経営体力の違いから業者の払う利息に2倍超の差が出ている。
投資家による業者の選別が進みそう。
・仮想通貨ビットコインのドル建て価格が2日、急上昇し、昨年11月中旬以来、約4カ月半ぶりに5000ドル近くまで上昇。
一部の短期筋の買いを受け、下落を見込んで空売りしていた投資家の買い戻しが入った。
・サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコが、初めてドル建て債発行する。
合わせて公表した2018年の純利益は1111億ドル(約12兆4000億円)と、上場企業最大の米アップルの2倍に。
・英議会は1日にメイ首相と欧州連合(EU)の離脱協定案に代わる選択肢を探す「人気投票」行ったが、
議員提案の4案すべて否決された。
議会と政府が土壇場でにらみ合い、「合意なき離脱」のリスクが消えない。
・パナソニック <6752> [終値987.6円]とファミリーマート <8028> [終値2802円]2日、
顔認証による自動決済など取り入れたコンビニエンスストアを横浜市に開いた。
パナソニックがファミマのフランチャイズチェーン(FC)に加盟し、
セルフレジなど省力化につながる技術を店内に取り入れた。
・共同通信社が1、2両日実施した全国緊急世論調査、政府が「平成」に代わる新元号として公表した「令和」について、
73.7%が「好感を持てる」と回答。「好感持てない」は15.7%。
安倍晋三内閣支持率は52.8%で、3月前回調査比9.5ポイントの大幅増。不支持率は8.5ポイント減の32.4%に。
安倍首相の党総裁4選を可能とすることに賛成は32.9%、反対54.3%に。
自民党支持層では賛成49.2%、反対41.7%、無党派層では反対が60%超。
Posted by 占い ザ・ハーミット at 12:51│Comments(0)