日経 5月27日

日経 5月27日

2019年5月27日(月)

・欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)、仏ルノーに対して経営統合提案。
 ルノーと連合組む日産自 <7201> [終値740.6円]と三菱自 <7211> [終値486円]に対しては、
 統合実現した後も従来の関係維持する方針とみられる。
 4社の世界販売は合計で1500万台を超え、首位になる。

・国土交通省、災害時の物資輸送に重要な道路対象に、電力会社や通信会社に電柱を撤去させる新たな制度を設ける。
 重要区間指定し、10年間の猶予期間終了後は道路の利用許可更新しない。

・トランプ米大統領26日、日本との貿易交渉について
 「大部分は7月の日本の選挙の後まで待つことになる。大きな数字を期待している」とツイッターで表明。
 トランプ氏は、夏の参院選への影響を避けたい安倍晋三首相に配慮。

・日米欧の先進国で現金流通高が急増。
 クレジットカードなどを使うキャッシュレス決済比率の高い国も含む各国・地域で5年間に2~4割増。
 預金金利の低さといった金融環境が原因で現金を手元に置く傾向が強まっている。
 脱税などの不正に使われている恐れもある。

・厚生労働省、がん患者の遺伝子情報もとに最適な薬を選ぶ「がんゲノム医療」について、
 検査で判明した遺伝子情報などを国立がん研究センターに提供することを条件に保険適用する。
 2019年中には保険診療が可能になる。
 データが集まる仕組みを作ることで治療の制度向上や創薬に生かせるようにする。
 治療薬を選ぶには多数の遺伝子を同時に調べる「がん遺伝子パネル検査」が不可欠。
 18年12月にシスメックス <6869> [終値7705円]と中外製薬 <4519> [終値7190円]の検査が薬事承認され、
 初の保険適用に向けて公定価格などの検討が進められている。

・トヨタ <7203> [終値6502円]ミャンマーに自動車の組み立て工場を建設する。
 現地生産社への税制優遇などで競争激しく。
 中古車への輸入規制で新車市場が伸び始めており、トヨタは今後の成長に期待して工場開設に踏み切る。

・26日の日本列島、各地で記録的な猛暑に。
 特に北海道は、東部佐呂間町で39.5度をい観測。
 5月に観測された最高気温の全国記録と、年間通じて北海道で観測された最高気温の記録塗り替え。
 北海度で5月に猛暑日となるのは観測史上初。
 全国926観測点のうち、北海道中心に53地点が35度以上の猛暑日となり、513地点が30度以上の真夏日になった。

・米中貿易摩擦がエスカレートする中、
 中国の習近平指導部は世界の供給量の7割以上を占めるとされるレアアース(希土類)の禁輸ちらつかせるなど報復措置の準備進める。」
 6月に大阪で開かれる20カ国・地域(G20)首脳会議での米中首脳会談実現に向け、本格的な報復は当面控えるとの見方も。

・米中の対立が深刻化する中、アジアの通貨が売り圧力にさらされている。
 投資家がリスクを嫌って、中国と経済的な結びつきが強い国・地域の通貨を手放す一方、
 比較的安全とされる米ドルや日本円の買い入れ進める。
 「震源地」の中国では通貨・人民元相場が「1ドル=7元」の節目に近づき、市場で警戒感が強まっている。
 急激な元安は、中国の金融市場を一気に不安定化させかねない。

・2020年東京五輪チケット抽選申し込みが、28日午後11時59分で終了。
 抽選結果は6月20日に発表。

・夏の参院選に合わせて衆院選を行う「衆参同日選」の観測が強まっている。
 自民党二階俊博幹事長が「解散風」に言及すれば、野党は「迎え撃つ」と強気姿勢崩さない。
 6/26までの通常国会の会期延長し、安倍晋三首相が、同28、29日に大阪で行われる20カ国・地域(G20)首脳会議で成果掲げ、
 解散に踏み切るとの見方もある。
 その場合投票日は7/28か8/4が有力。

・政府が5月の月例経済報告で景気の緩やかな回復を維持したことで、
 与党内では予定通り10月に消費税率が引き上げられるとの見方強まった。

・トランプ米大統領23日、中国通信機器最大手、華為技術(ファーウェイ)について
 「安全保障の観点からも軍事面からも極めて危険」と述べ、強い警戒感示した。
 ただ、中国との貿易協議で「合意できれば何らかの形で取引に含むことも考えられる」とも言及。
 ファーウェイに対する禁輸措置を交渉材料にする可能性も示唆。



Posted by 占い ザ・ハーミット at 12:55│Comments(0)
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