日経 10月7日

日経 10月7日

2020年10月7日(水)

・来日中のポンペオ米国務長官6日、日米とオーストラリア、インドの外交協力を他国にも広げ、
 将来、インド太平洋に多国間の安全保障の枠組みを構築することが望ましいとの考え表明。
 中国にらみ、価値と戦略を共有する国々で結束を強めるための構想。

・ポンペオ米国務長官6日、菅義偉首相と首相官邸で会談し、引き続き日米同盟の強化に努めていくことで一致。
 日米豪印の外相会合にも出席し、インド太平洋構想を進めるとともに、今後、外相会談を定例化することfで合意。

・政府の規制改革推進会議7日の会合で、行政手続きの書面・対面規制や押印を抜本的に見直し、撤廃するための政省令改正を年内に実施する方針を示す。
 法改正が必要なものは2021年の通常国会で関連法を一括改正する。

・ファナック <6954> [終値20635円]事実上の創業者で、名誉会長稲葉清右衛門氏が2日、老衰のため死去。95歳。

・新型コロナウイルスに感染したトランプ米大統領は5日、入院先からホワイトハウスに戻った。
 11/3の本選まで1カ月を切った大統領選の選挙活動を早期再開するため、3日間で退院した。
 医師団はコロナ治療を続け、24時間体制でトランプ氏の容態を監視する。

・テレワークが新しい働き方として定着する中、仕事の生産性を巡る分かれてきた。
 日経新聞社9月下旬に実施した日経電子版の会員へのテレワークにおける生産性変化について聞いたところ、「変わらない」42.2%と最多。
 「上がった」(31.2%)と「下がった」(26.7%)で評価分かれた。
 アンケートで生産性が下がった理由で最も多かったのが同僚、上司や部下とのコミュニケーションがとりにくい点。

・厚生労働省は新型コロナウイルスとインフルエンザの同時流行に備え、各地の医療体制を10月中に転換させる。
 発熱患者の急増を見据えて身近な診療所で検査できるようにし、コロナ患者の入院は絞り込む。

・観光庁6日、政府の観光支援事業「Go To トラベル」で支援した額が7/22~9/15までの間に少なくとも735億円だったと公表。
 利用者は延べ1689万人だった。単純計算で1人当たり4351円の割引支援が行われたことになる。

・米大手銀行が米連邦準備理事会(FRB)に定められた自社株買いの制限で苦境を強めている。
 一部の経営陣は自社株買いの早期再開に意欲を示し「正常化」を見据えた人員リストラにも乗り出していたが、
 監督当局は6月に課した禁止措置を2020年末まで延長すると発表。
 自己資本利益率(ROE)改善の道筋が描けず、投資家の銀行離れが長引く可能性がある。

・日経新聞社と日経QUICKニュースがまとめた中国エコノミスト調査によると、
 中国の7-9月の実質国内総生産(GDP)は予想平均値で前年同期比5.2%増となりそう。
 政策主導の回復で4‐6月の3.2%成長から加速を見込む。
 利下げ局面が終了したとの見方もある。

・ポンペオ米国務長官は日経新聞社のインタビューで、影響力を広げる中国の意対抗するため、友好国による包囲網づくりを加速する姿勢を鮮明にした。
 根底には共産党体制への強い不信感があり、インド太平洋を巡る米中の主導権争いはさらに過熱する。

・英国ジョンソン首相の支持率が急落、野党党首の支持率を下回り始めた。
 新型コロナウイルス対策の不手際や欧州連合(EU)との通商交渉の難航が支持離れの要因。

・オーストラリア政府6日、新型コロナウイルスの感染拡大による経済活動の落ち込みを受けた経済対策発表。
 インフラ投資や減税が柱で、今年度(2020年7月~21年6月)から4年間で総額980億豪ドル(約7兆4千億円)となる。

・世界各国・地域の新型コロナ感染者数(死者数)10/6午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ 世界全体3548.3万人(1044051人)
 米国7458550(210195)インド6685082(103569)ブラジル4927235(146675)ロシア1219796(21375)コロンビア862158(26844)ペルー828169(32742)
 スペイン813412(32225)アルゼンチン809728(21468)メキシコ789780(81877)南アフリカ682215(17016)フランス664289(32317)

・トランプ氏3日で退院。
 再選目指す11/3実施の大統領選で劣勢であり、早期に公務に復帰して巻き返しを図りたい考え。

・菅義偉首相が掲げる携帯電話料金の引き下げを巡り、
 携帯大手ソフトバンク(SB)<9434> [終値1214.0円]が武田良太総務相に対し、値下げに理解を示していたことが6日判明。
 NTTドコモ <9437> [終値3877円]とKDDI(au) <9433> [終値2698.5円]はすでに料金引き下げに前向きに取り組む姿勢示していた。

・ノーベル物理学賞、ブラックホールに関する研究で成果を挙げた英独米国3氏に授与。
 ブラックホールの直接観測を目指す機運を高め、世界初の撮影に道筋をつけた。

・入院から3日間でスピード退院したトランプ米大統領だが、新型コロナウイルス感染症から全快したわけではない。
 医師団による治療と経過観察は最短でも12日まで続見通し。
 トランプ氏は、自身の新型コロナウイルス感染や入退院をも政治ショーに変え、支持者への訴求力を高めている。



Posted by 占い ザ・ハーミット at 12:21│Comments(0)
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