日経 11月5日

日経 11月5日

2020年11月5日(木)

・米大統領選は3日投開票され、共和党の現職、ドナルド・トランプ大統領(74)と民主党候補のジョー・バイデン前副大統領(77)が大接戦。
 集計に時間がかかる激戦3州の郵便投票が結果を左右する。勝敗判明まで数日かかる可能性もある。
 トランプ氏が4日未明の演説で「勝利した」と一方的に宣言する異例の事態になった。
 バイデン氏は「全ての票が集計されるまでは終わらない」と述べる。

・連邦議会選は4日朝も、各州で開票作業が進んだ。
 上院では共和党と民主党が大接戦となり、下院は民主党が過半数の議席維持へ優勢となっている。
 予算編成や立法の権限を持つ上下両院の勝敗は次期政権の政策にも影響及ぼす。

・携帯電話3社の稼ぐ力が高まっている。
 2020年4-9月期の営業利益は、合計で約1兆7400億円に。同期間の上場企業の利益額上位3社を独占する見通し。
 寡占市場での高収益に対し、値下げ圧力が高まる可能性もある。
 ソフトバンク(SB)<9434> [終値1211.0円]連結営業利益は前年同期比7%増の5896億円、上場企業でトップ。
 NTTドコモ <9437> [終値3888円]5636億円、KDDI <9433> [終値2909.5円]5887億円で上位独占。

・金融庁、株式売買の東京証券取引所 <8697> [終値2489.0円]への取引集中を緩和するため、証券会社に私設取引システム(PTS)の利用促す。
 
・米政治市場で稀に見る大接戦となった3日の大統領選は4日朝になっても当選者が決まらず、結果確定は長引きそう。
 トランプ大統領と民主党候補バイデン前副大統領は、通常は健闘をたたえ合う投票後の演説でもつばぜり合い。
 法廷闘争になれば、選挙結果の確定は大幅に遅れる。

・4日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、終値で今年2/13以来の高値。
 朝方はバイデン氏優勢と報道受け、混乱回避の見方から一時500円高。
 取引終了前になり激戦州での決着が長期化するとの観測から上げ幅縮めた。

・中国アリババ集団傘下の金融会社、アント・グループが上海と香港で計画していた大型上場を突然延期し、
 4日の金融市場ではアリババ株が急落するなど波紋広がった。
 史上最大とされた新規株式公開(IPO)は一転、先行き見通しにくく。

・厚生労働省は医療機関による診療報酬の請求内容が適切かどうかを審査するシステムを2021年9月に全国で統一する。
 医療の無駄や患者の不利益を生むため、菅義偉政権が勧めるデジタル化の一環として改善に取り組む。

・米カリフォルニア州でライドシェア企業に運転手らを従業員として扱うよう求めてきた州法が見直されることになった。
 3日投開票の住民投票で、運転者らを独立した個人事業主と定める住民法案が賛成多数で承認。
 ウーバーテクノロジーとリフトの米大手2社にとって規制上のリスクが後退。

・世界各国・地域の新型コロナ感染者数(死者数)11/4午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ 世界全体4740.7万人(1213744人)
 米国9383979(232627)インド8313876(123611)ブラジル5566049(160496)ロシア1661096(28611)フランス1461391(37492)
 スペイン1259366(36495)アルゼンチン1195276(32052)コロンビア1099392(31847)英国1077099(17340)メキシコ938405(92593)

・米大統領選と同時に実施した連邦議会選は、民主党が下院で過半数維持をうかがうが、上院は共和党との接戦が続く。
 上下両院の多数派は異なる「ねじれ」が解消するかは不透明。
 上院は外交や人事承認に権限があり、政権運営を左右する。

・米大統領選開票、選挙人数(過半数270人 CNN集計 日本時間4日午後10時現在)バイデン氏224 トランプ氏213
 勝敗の行方は、東部ペンシルベニアと中西部ウィスコンシンの両州に。



Posted by 占い ザ・ハーミット at 12:48│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。