占い　ザ・ハーミット

2021年5月7日（金）

・政府は11日を期限としていた新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言を31日まで延長する。

　与党幹部に東京、大阪、京都、兵庫に加え、新たに愛知、福岡を対象とすると伝えた。

　政府としては百貨店などに休業要請をせず、午後8時までの営業を原則認める調整に入った。

　まん延防止等重点措置（31日まで延長）埼玉、千葉、神奈川、愛媛、沖縄

　重点措置の追加、北海道、岐阜、三重、解除は宮城。

・1910年代、のちに英国首相となるチャーチルは英海軍の燃料を他国に先駆けて石炭から石油に切り替えると決断。

　軍艦の速度と航続距離を伸ばし、英国は第1次世界大戦で戦勝国の一つとなった。

　チャーチルが「石油の世紀」の扉を開けて果実を手にしたように、どの国や企業が「水素の世紀」を開くのか。

　激しい技術開発競争の先に宝の山が眠っている。

・米製薬大手ファイザーと独ビオンテックは6日、

　日本を含む東京五輪・パラリンピックの選手団向けに新型コロナウイルスワクチンを供与することで国際オリンピック委員会（IOC）と合意。

　7月下旬の開幕までに2回の接種完了を目指す。

　選手間の感染リスクは低減し、安全な大会開催の追い風となる。

・憲法改正の手続きを定める国民投票法改正案が6/16までの今国会で成立する見通しとなった。

・主要7カ国（G7）が磯いう会合が5日（日本時間6日未明）に閉幕し、権威主義的な動きを強める中国の抑止を狙った共同声明をまとめた。

　G7の外相や首脳級のもので初めて台湾積体電路製造（TSMC）問題にも言及。

　対中包囲網づくりに欧州も足並みをそろえた。

・ニトリHD　<9843> ［終値19575円］外食産業に参入。店舗名は「ニトリダイニング　みんなのグリル」。

　卸し通さずに食材を調達し、店舗では自社の家具や食器を使うなどして運営コストを下げる。

　将来は家具と同様に生産から販売までの一貫体制を目指す。

　内装工事はリフォーム事業手掛ける社内の専門部署が担う。

　賃料を抑えるため、まず全国に約450カ所ある「ニトリ」の店舗の敷地活用して出店を増やす。

・政府は7日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて緊急事態宣言の延長を判断する。

　4/25の宣言から12日経過し、東京都などでは新規感染者数が宣言前より増えており、感染拡大に歯止めがかかっていない。

・先進国で人口成長が鈍っている。

　米国は少子高齢化が続く中、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、2020年の出生数は約40年ぶりの低水準になった。

・ゴールデンウイーク（GW）の人出は、各地で前年を大幅に上回った。

　前年は全国に緊急事態宣言が発令だったが、人手を抑える効果は弱まっている。

　JR東日本　<9020> ［終値7689円］などJR旅客6社が6日発表した4/28～5/5の輸送人員は前年の5倍を上回る295万8千人に。

　コロナの影響のない2019年比では74％減。

・国内の生命保険会社が少しでも高い利回りを求めてリスク投資の姿勢を強めている。

　車載など信用リスクを伴うクレジット投資と、未公開企業株式などオルタナティブ（代替資産）と呼ばれる投資が運用残高の増加分の過半を占める。

・暗号資産（仮想通貨）関連の米ギャラクシー・デジタル・HDは5日、デジタル資産の管理・保管（カストディー）業務手掛けるビットゴーを買収。

　需要拡大が見込める機関投資家向けにサービスを強化する。

　買収総額は12億ドル（約1300億円）で、仮想通貨業界のM&A（合併・買収）としては過去最大。

・欧州連合（EU）は、中国への対応を念頭に企業買収の規制を強める。

　欧州は安全保障やハイテク分野で特に警戒を強めており、同国との距離が鮮明になっている。

・インド保健・家族福祉省は6日、新型コロナウイルスの1日当たり新規感染者が約41万2000人と過去最多になったと発表。

　インドは爆発的なコロナ感染拡大で病床や治療に使う酸素が足りない医療システム崩壊、1日当たりの死者数も約4000人と過去最多を更新。

・新型コロナウイルスワクチンの供給拡大を目指す国際交渉が世界貿易機関（WTO）で本格化。

　バイデン米政権は5日、従来の慎重姿勢から転じ、特許権の一時放棄を支持すると表明。

・米労働省6日発表、失業保険の新規申請件数、5/1までの1週間で49万8千件で、前週改定値比から9万2千件減少。

　2週ぶりの減少で、2020年3月中旬に新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動の制限が始まって以降、初めて40万件に低下した。

　ダウ・ジョーンズまとめの市場予測（52万7000件程度）を下回った。

・世界各国・地域の新型コロナ感染者数（死者数）5/6午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ　世界全体1億5521万人（14473人）

　米国32557606（777）インド21077410（3980）ブラジル14930183（2811）フランス5767541（244）トルコ4955594（356）ロシア4792354（352）

　英国4441644（27）イタリア4070400（267）スペイン3551262（187）ドイツ3484755（246）アルゼンチン3071496（663）コロンビア2934611（388）

・3回目の緊急事態宣言が出される中で迎えた今年の大型連休中、

　首都圏1都3県から他県へ移動した人は1回目の宣言中だった昨年の大型連休よりも2倍以上増加。

・欧州各国が、新型コロナウイルス対策で導入した都市封鎖（ロックダウン）の緩和に動き出す。

　「第3波」流行が続く中、ワクチンの大量接種で感染収束を見込み、経済再開に踏み出す構え。