占い　ザ・ハーミット

2021年5月25日（火）

・温暖化ガスの排出を実質ゼロにする「カーボンゼロ」を経営目標に加える動きが日本の主要企業に広がる。

　日経平均採用銘柄225社中少なくとも4割の85社が目標定めた。

　環境配慮を徹底し、関連技術を磨いて競争力につなげる狙いがある。

・カーボンゼロを掲げる企業の取り組み

　ソニーG　<6758> ［終値10510円］調達先企業にも排出削減目標の設定と実行を求める

　日立　<6501> ［終値5633円］燃料電池・蓄電池を積む鉄道車両を開発、日欧などに導入

　ホンダ　<7267> ［終値3359.0円］脱エンジン。40年に売る車は電気自動車（EV）か燃料電池車（FCV）に

　キリンHD　<2503> ［終値2200.0円］生産拠点に再生エネ導入、ペットボトルの再利用拡大。

　第一生命HD　<8750> ［終値2233.5円］自社拠点で40年度に実質ゼロ。投資先企業にも削減促す

　丸井G　<8252> ［終値1985円］30年に商業施設などの電力をすべて再生可能エネルギーに

　ファーストリティリング　<9983> ［終値86760円］商品の再利用など推進、年内に生産工程含む削減目標を設定

・政府は新型コロナウイルスに伴って東京都などに発令している緊急事態宣言に関し、31日までの期限を延長する検討へ。

　週内にも専門家の意見を聞き、対象とする地域や延長の期間など見極める。

・2025年以降の大学入学共通テストで、文部科学省の有識者が英語民間試験の導入を見送り提言する見通しに。

　受験機会の格差といった課題の短期間での解消は難しいと判断。

・経済産業省は今冬の電力不足が見込まれる東京電力　<9501> ［終値345円］管内で

　休止中の液化天然ガス（LNG）火力発電所などの再稼働を促す検討へ入った。

　送配電会社が確保する予備電源の追加公募通じて再稼働を呼びかける。

　新設を促すための収入保証などを検討する。

・米ジョンソン・エンド・ジョンソン（J&J）24日、新型コロナウイルスワクチンの製造販売承認を厚生労働省に申請。

　日本政府と供給契約を結んでいないが「承認を得られれば2022年初から日本で供給始める可能性がある」と説明。

　傘下のヤンセンファーマが申請。

・米連邦準備理事会（FRB）がデジタル通貨の発行を見据えて重い腰を上げ始めた。

　今夏に中央銀行デジタル通貨（CBDC）の報告書公表して世論の支持を探り、技術面の研究成果も示す。

　新型コロナウイルスワクチンの感染拡大で電子決済のニーズが高まり、中国のほか欧州でもデジタル通貨の検討が進む。

・GMOインターネットグループ　<9449> ［終値2965円］ZHD　<4689> ［終値470.4円］の外国為替証拠金（FX）取引事業を買収。

　ZHD子会社のヤフー傘下ワイジェイFX（東京・千代田）の全株式を300億円程度で取得し、国内FX首位の座を固める。

　GMOファイナンシャルHD　<7177> ［終値817円］がワイジェイFXの全株を取得する。

・世界の債券市場で、グリーンボンド（環境債）の利回りが同条件の債券より低く（価格は高く）なる「グリーニアム」と呼ぶ現象が広がる。

　環境債への投資需要が高まり、債券利回りに低下圧力がかかることで生じている。

　投資家側は運用成績の悪化につながる低金利をどこまで許容できるかというジレンマも抱える。

・米国で投資家の弱気市井が鮮明に。

　全米アクティブ投資家協会（NAAIM）が毎週、会員運用会社に米国株の保有状況を聞き取りして算出する「NAAIM持ち高指数」は先週末時点で44.21と、

　新型コロナウイルス感染拡大で相場が軟調になった2020年4月中旬以来の低水準となった。

　米株の下落リスクが意識され、割高な銘柄の持ち高調整が続く。

・暗号資産（仮想通貨）の大手交換業者、米コインベース・グローバルの株価が振るわない。

　21日の終値は224.35ドルと4月の米ナスダック上場時（429.54ドル）からほぼ半値となり、終値ベースで最安値更新。

　ビットコインをはじめ仮想通貨の価格急落が響く。

・米国の機関投資家の間で金利上昇に備える動きが加速。

　24日までに開示された3月末時点の投資先銘柄を分析すると、

　金利上昇の恩恵を受ける金融セクターが昨年末比で1ポイント増の約22％と、業種別で最大。

　一方、コロナ禍で急伸したIT（情報技術）セクターへの投資は、足元で大きく落ち込む。

・ウォーレン・バフェット氏が米経済の現状について「過熱」との認識を示すなど、

　緩和マネーに支えられた金融相場の曲がり角を意識した発言が著名投資家からも増えている。

　インフレ懸念背景に米連邦準備理事会（FRB）がいずれ金融引き締めに動かざるを得なくなるとの警戒感も背景にある。

　金利上昇に備えた銘柄選別が今後も加速しそう。

・世界各国・地域の新型コロナ感染者数（死者数）5/24午後4時現在、米ジョンズ・ホプキンズ大まとめ　世界全体1億67171万人（9770人）

　米国33117765（190）インド26752447（4454）ブラジル16083258（860）フランス5980325（13）トルコ5186487（197）ロシア4944129（359）

　英国4478390（5）イタリア4192183（72）ドイツ3657662（44）スペイン3636453（0）アルゼンチン3539484（375）コロンビア3232456（498）

・自衛隊が首都圏1都3県と関西3府県の65歳以上の高齢者対象に運営する新型コロナウイルスワクチン大規模接種センターが24日、東京と大阪に開設。

　30日までは東京23区と大阪市の住民が接種を受ける。米モデルナ製使う。

　厚生労働省は近く有識者懇談会を開き、救急救命士、臨床検査技師、薬剤師による接種を認めるか協議。

・自民党総合エネルギー戦略調査会、将来原子力発電所のリプレース（建て替え）や新増設を可能とするのに必要な対策を政府に求める提言案まとめた。

　2030年度の原発比率は現行目標（20～22％）の維持・強化盛り込む。

・アニメ「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入が23日までに400億1千万円に。

　400億円に達した作品は史上初。