占い　ザ・ハーミット

2022年7月28日（木）

・米陸軍がミサイルや電子、サイバーといった能力を一体的に扱う作戦部隊をアジアに配置する案を検討。

　電子やサイバー領域の能力を活かし、効果的な作戦を迅速に実行する。

　台湾海峡や南シナ海をめぐり中国の抑止を目指す。

・政府は27日、各省庁が2023年度予算を要求する際の「概算要求基準案」を与党に示した。

　「新しい資本主義」関連などの重要政策には、4.5兆円規模の特別枠を設ける。

　防衛や脱炭素、物価高対策などは要求額に上限を設けない。

・人口と世界　下り坂にあらがう（3）韓国出生率0.81の袋小路　若者縛る社会観　決別カギ

　破格の祝い金のような経済支援だけでは持続性はない。

　男尊女卑や学歴信仰、職業の貴賤（きせん）。

　時代遅れの社会通念を変える覚悟がなければ、出生率改善と成長は両立できない。

・トランプ前大統領が近く2024年の次期大統領選へ出馬表明するとの観測が広がっている。

　世論調査で野党・共和党候補のトップを走るトランプ氏がなぜ残り2年以上あるタイミングで動くのか。

　焦りの背景に保守層で期待が膨らむ南部フロリダ州のロン・デサンティス知事の存在がある。

　米紙ニューヨーク・タイムズなどが5～7日の世論調査で共和党支持層に誰が次期大統領にふさわしいか聞いたところ

　トランプ氏が49％、2位デサンティス氏25％、3位クルーズ上院議員7％。

　激戦州で知られる中西部ミシガン州の共和党支持層対象に7月中旬実施した調査、2人が直接対決した場合の支持は

　トランプ氏が45％、デサンティス氏は42％と競る。

　現在76歳という年齢も影を落とす。若年層ほど「トランプアレルギー」が強い。

　トランプ氏との距離で割れる共和党員も加わる反トランプキャンペーンを受け

　「勝ち馬探しが始まった」（共和党支持者）との見方もある。

・ロシアが26日、国際通貨基金（IMF）宇宙ステーション（ISS）から2024年以降に離脱へ。

　米国はISSの運用期限を同年から30年まで延ばす方針だが、

　ISSの主力参加国であるロシアが不在となれば計画の見直しを迫られる。

　日本の有人宇宙開発にも影響及ぼす可能性もある。

・世界で過剰債務企業が増えている。

　本業の利益が利払いより少ないのが特徴で、全体に占める比率は2021年度に金融危機後で最も高い16％になった。

　長期にわたる金融緩和のため増加傾向にあったが、

　直近では利上げの進む米国でこうした企業が破綻に追い込まれる事例が相次ぐ。

・帝国データバンク27日、利払い負担を事業の利益で賄えないにもかかわらず、

　営業継続している「ゾンビ企業」に関する初の調査結果公表。

　ゾンビ企業は2020年度時点で約16万5000社にのぼり、前の年度から約1万9000社（13％）増えた。

　業種別では建設が34％、製造（20％）、卸売（19％）、サービス（10％）が続いた。

　従業員20人以下の中小・零細企業で約7割を占めた。

・新型コロナウイルスの感染拡大「第7波」が到来する中、日本の新規感染者数が主要7カ国（G7）の中で最多に。

　多くの先進国が往来再開にカジを切るのと対照的に日本は厳格な水際対策を続ける。

　だが海外からの感染流入を防ぐ狙いの措置と、既に国内で感染がまん延する状況との間では、大きなかい離が生じている。

・人工知能（AI）による機械学習や社会科学の研究者グループ「CATｓ」が東京都内の新型コロナウイルスの新規感染者数予測

　7日移動平均の人数は8月第2週が「第7波」のピークとの結果。ピーク時の感染者数は5万人超に。

・新型コロナウイルス新規感染者数は27日、全国で20万9694人が確認。

　23日の20万937人を上回り、1日当たりで過去最多を更新。25道府県で最多となった。

・岸田文雄首相27日、首相官邸でインドネシアのジョコ大統領と会談。

　インドネシアで一部残っていた日本産食品の輸入規制を全て撤廃。

　新首都建設を含めた日本の投資拡大に期待を示した。

・新型コロナウイルス禍での経済対策で膨らんだ主要国の家計貯蓄が消費に向かいつつある。

　内閣府27日、「世界経済の潮流」で、日米欧の累積貯蓄額はこの2年ほどで500兆円強に達した。

　米国は2022年1－3月期にコロナ禍以降初めて消費超過に転じた。

　積みあがった貯蓄が消費を下支えするとみている。

・今秋の第20回中国共産党大会を控え、習近平総書記（国家主席）が進める時期指導部の人事調整が正念場に。

　習氏は異例の総書記3期目入り目指して側近を引き上げることを狙い、非公式に意見交換する8月前半の「北戴河会議」に臨む。

　人事を巡る党内のせめぎ合いが激しくなっているとみられる。

・気象庁27日、鹿児島県桜島の噴火警戒レベルを、最大の5「避難」かあら3「入山規制」に引き下げ。