占い　ザ・ハーミット

2012年3月1日（金）

・個人マネーによる投資の動き活発に。
　株式や外国為替市場（FX）、不動産投資信託（REIT）の2月の取引記録的な活況に。株高、円安の原動力に。

・政府、日銀新総裁に黒田東彦アジア開発銀行総裁当てる正副総裁人事案国会に提示。大胆な金融緩和の「次の一手」占う動き活発。
　国債大量購入に踏み切るとの思惑から長期金利一段と低下。15日までに衆参両院同意を得て20日付で新体制目指す。

・ｉPS細胞使う初の再生医療目指す理化学研究所と先端医療振興財団（神戸市）28日、臨床研究の実施計画国へ申請。
　2013年秋にも臨床研究始まる見通し。

・従業員の収入増やす動き流通・サービス企業間に出始める。3社とも今期過去最高見込む。

　一休　<2450> ［終値87200円］全社員に50万円特別賞与支給。約1割年収底上げ。

　ジェイアイエヌ　<3046> ［終値4860円］社員年収6%引き上げる。全従業員1500人に特別賞与。

　ベネフィット・ワン　<2412> ［終値115200円］4月から社員の福利厚生ポイント25万円支給を最大50万円相当分上乗せ。

・2012年10-12月期米実質国内総生産（GDP）改定値13兆6568億ドル（約1259兆円）で前期比年率換算0.1%増。
　速報値比0.2ポイント上方修正、マイナス成長からプラスに転じる。
　市場予測平均（0.5%）は下回る。12年通年GDP成長率は速報値と変わらず2.2%。

・米財政問題の焦点となる国防費中心とした歳出の強制削減措置3/1に発動期日迎える。増税の是非巡り対立が深刻で発動回避は微妙。
　発動しても数週間までなら米経済への影響は限定的との見方が浮上、協議進まない一因にも。

・イタリア新党「五つ星運動」トップ、グリッロ氏
　「中道左派や他の政党主導する政権は信認しない」と表明。連立する可能性改めて否定。

・国内素材大手太陽電池事業の大幅縮小に動く。

　JX日鉱日石金属　<5020> ［終値566円］東邦チタニウム　<5727> ［終値796円］などの事業子会社JNC、
　共同出資会社新日本ソーラシリコン（茨城県神栖市）2014年6月以降解散。

　トクヤマ　<4043> ［終値233円］
　13年3月期太陽電池向けシリコン事業の不振響いて最終損益410億円の赤字。13年度以降国内生産能力3000～4000トン程度に減らす。

　旭硝子　<5201> ［終値630円］
　12年11月米国テネシー州の太陽電池向けカバーガラス工場閉鎖。グループ全体カバーガラス生産能力3割強減らす。

　日本板硝子　<5202> ［終値117円］12年4-12月の太陽電池向けガラスの販売数量前年同月比35%減。　

　東洋炭素　<5310> ［終値2175円］「高機能黒鉛」の世界シェア3割弱。3-4割の減産検討。増産投資凍結。

・イタリア総選挙後の政治混迷に対する懸念が欧州で高まる。
　同国ナポリターノ大統領28日、不安払拭に努めたが新政権樹立の見通しは不透明。

・28日国債市場、長期金利の指標、新発10年債（327回債　表面利率0.8%）一時0.655%に。約9年8ヵ月ぶりの低水準。