占い　ザ・ハーミット

2012年3月8日（金）

・富士通　<6702> ［終値414円］国内でモノ作り革命へ。最適な量産ライン構築。今後2-3年で主力15工場に導入、システム外販へ。
　大量のデータを解析する「ビックデータ」技術と組み合わせる。

・欧州中央銀行（ECB)7日、ユーロ圏2013年成長予測実質マイナス0.5%に引き下げ。昨年12月予測0.3%から下方修正。
　南欧の政治リスク警戒。追加的な金融緩和も検討へ。

・金融庁株の空売り規制見直す。市場価格以下の値段での空売り注文原則解禁へ。11月メドに新規導入。

・韓国現代自、急成長に陰り。
　通貨ウォン安の反転背景に輸出採算悪化、海外での販売拡大支えた韓国国内市場の圧倒的な強さも揺らぐ。輸入車販売台数伸ばす。

・東証投資主体別売買動向2月第4週(25-3/1日)海外投資家(外国人)16週連続買い越し(2957億円)16週累計買越額4兆1945億円。
　個人投資家2週連続売り越し(1573億円)。

・米ダウ工業株30種平均5年5ヵ月ぶり過去最高値更新。
　株高は金融緩和による余剰マネー流入とともに、シェール革命や住宅市況の底入れによる景気浮揚への期待支え。
　企業コスト削減で経営効率化、技術革新の追い風。13年に入りM&A（買収・合併）ラッシュ。手元資金の有効活用課題。

・1月の米貿易赤字、約444億4800万ドル（約4兆2000億円）、前月改定値比16.5%増。
　市場予測平均（約430億円の赤字）上回り、2ヵ月ぶりの赤字拡大。前年同月比15%減。

・欧州中央銀行（ECB）ドラギ総裁「金融政策は引き続き緩和的な状態維持」と語り、当面の間厚めの資金供給続ける構え。

・ロシア、日中などアジア諸国へ液化天然ガス（LNG）の供給拡大急ぐ。
　北米で生産急増する新型天然ガス「シェールガス」との競合、急成長するアジア市場失いかねないとの危機感。

・NTTドコモ　<9437> ［終値144700円］海外で日本のアニメとゲームの本格配信始める。
　今秋までにスマートフォン（スマホ）向けに欧州と南米で配信。日本製コンテンツの市場開拓後押し。
　2015年度同事業海外売上高11年度比20倍2千億円狙う。

・携帯電話契約純増数、ソフトバンク　<9984> ［終値3660円］14ヵ月連続首位25万5300件。KDDI　<9433> ［終値7220円］21万2700件。
　NTTドコモ　<9437> ［終値144700円］14万3400件。2ヵ月ぶりに純増。
　MNP（番号持ち運び制度）による転出入、転入超過KDDI、17ヵ月連続首位6万2900件。ソフトバンク3万1200件。ドコモ転出超過9万件超。

・日本板硝子　<5202> ［終値113円］
　今春英国で建築用ガラス加工拠点、2ヵ所閉鎖。90人超の従業員、解雇など実施。欧州ガラス需要の低迷長期化。

・コスモ石油　<5007> ［終値222円］2013～17年度5ヵ年中期経営計画、
　5年で2800億円投資、そのうち約45%1270億円をアラブ首長国連邦（UAE）油田新鉱区開発など石油開発事業に振り向け。

・キリンHD　<2503> ［終値1411円］
　豪州でビールの生産能力増強。年内70億円投じ、ライオンの1工場閉鎖、別の2工場への能力移管や生産設備増設へ。　

・大塚製薬　<4578> ［終値3175円］
　デンマーク中堅製薬会社ルンドベックとの業務提携拡大。統合失調症治療薬「エビリファイ」の共同販促両社4月欧州で取り組む。

・中国から飛来問題「PM2.5」の大気中濃度、埼玉県内で一時環境基準の2倍超、関東各地でやや高い濃度観測。
　気象庁8日以降中国からの黄砂が日本へ飛来予測、本格的な東日本襲来も懸念。

・日銀　<8301> ［終値66000円］白川方明総裁最後の金融政策決定会合。金融バブルなどの副作用恐れて緩和渋り、競争の敗者に。
　白川氏市場を味方に出来ず、資産買い取りの効果減殺。見識への海外の評価高く。

・米下院2013年会計年度（12年10月～13年9月）の暫定予算の失効後も政府支出手当てする法案可決。
　上院も同様の法案近く採決、暫定予算失効に伴う一部政府機関の閉鎖が回避される可能性も出る。　

・ソニー　<6758> ［終値1451円］事業構成や資産の見通し急ぐ。
　保有するDeNA　<2432> ［終値2388円］株すべて435億円で譲渡、インターネット子会社ソネットエンタ完全子会社化。
　オリンパス　<7733> ［終値2210円］に500億円出資、医療機器分野強化。