日経 7月16日

日経 7月16日


2012年7月16日(火)

・新興国、外貨準備額減少。マネー流出で急落した自国通貨を買い支えようと米国債など保有する外貨資産売っているため。
 5、6月の2ヵ月でインドネシアの外貨準備は8.5%、インドは4%、タイ3.9%、ロシア3.6%、ブラジル2.4%減少。
 20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議でじゃ新興国からの資金流出問題への対応も議論。
 新興国は通貨安に伴うインフレで景気が減速する新たな課題に直面。

・中国15日発表、4-6月期実質国内総生産(GDP)前年同期比7.5%と2四半期連続で伸び鈍った。
 外需の伸び悩みで輸出落ち込み、企業の生産活動が停滞。GDP7伸び率1-3月期比0.2ポイント鈍化。

・日経新聞社2013年夏のボーナス調査(最終集計)平均支給額前年比1.64%増、2年ぶりのプラスに。5月集計(0.94%増)時点より大きく。
 円安効果などによる業績回復への期待が大きい自動車など製造業がけん引役となった。平均支給額72万6148円。
 製造業平均前年比3.35%増、非製造業4.14%減。自動車・部品10.66%増、電力45.50%減、建設20.98%増、不動産・住宅4.30%増。

・中国4-6月期実質国内総生産(GDP)伸び率7.5%に減速は、中国政府が過度な投資依存の経済から脱却する構造調整優先も背景に。
 期待ほど需要伸びず、企業は在庫抱えあえいでいる。金融面のリスクも懸念。

・15日アジア株式市場、中国GDPは想定の範囲内との受け止め、小幅上昇する株価指数相次ぐ。
 中国本土上海株式市場、主要指数上海総合指数前日比%先週末比1%高、香港ハンセン指数やタイ総合指数は0.1%高。

・15日午前NY外国為替市場円相場下落、前週末比80銭程度円安・ドル高、1ドル=100円ちょうど近辺で推移。朝方100円49銭前後まで。

・イタリア・レッタ政権が緊縮路線の修正巡り揺れている。対立が解けなければ再び政局が混乱しかねず。
 連立に加わる議会第2勢力の自由国民が景気に配慮、実質減税求めてるのに対し、財源確保を懸念する経済・財務相らが反発。

・人件費上昇や景気減速で、日本企業の中国戦略が問われる。撤退含めて検討する企業が出始めた。
 社会主義市場経済の中国では戦線縮小は日本よりはるかに難しく。
 「許認可権握る地方政府」「団結する従業員」という2つの関門どう突破するか。
 
・タイで太陽光発電が拡大。政府買取価格高めに設定、現地企業相次ぎ発電所新設。
 中部電力 <9502> [終値1498円]三菱商事 <8058> [終値1823円]など日本企業が絡んだ大型の発電所の解説も増加。

・日産 <7201> [終値1095円]新興国向けブランド「ダットサン」の第1号車披露。
 インド向け小型車「GO」で来年初頭40万ルピー(約66万円)以下で発売。
 来年中にロシアなど3ヵ国でもダットサンを投入して新興国市場で新規購入者層の開拓狙う。 

・三井不 <8801> [終値3205円]ロンドンの金融街シティー中心部のオフィスビル取得。12日付米国年金基金から取得。
 今後の開発も含めた投資額2億2千万ポンド(約320億円)。海外事業拡大へ。

・マツダ <7261> [終値436円]同社初となるハイブリッド車(HV)年内国内で発売計画。燃費と走行性の高さ両立。
 トヨタ <7203> [終値6410円]から技術供与されたHVシステムとマツダ独自の環境技術組み合わせ、小型車「アクセラ」に搭載。

・NTTドコモ <9437> [終値157500円]従来携帯電話からスマートフォンに買い替える自社の既存顧客に対し、約5000円の音引き始める。
 販売好調なソニー <6758> [終値2179円]製品除く夏商戦向けスマホの大半が対象。期間9/1まで。

・産経新聞社15日、FNN(フジニュースネットワーク)と合同で実施した電話による世論調査(12-14日)全国総支局取材加味、
 21日投開票の参院選の終盤情勢。自民党70議席に迫る勢い。公明党と共に圧勝する情勢。民主党は20議席割る公算大きく。

・陸上男子100Mの全世界記録保持者、アサファ・パウエルらジャマイカ陸上5選手、
 2007年世界選手権優勝のタイソン・ゲイ(米国)もドーピング検査で陽性。世界選手権欠場へ。

・旭化成 <3407> [終値669円]傘下の旭化成ホームズ、住宅実験棟でLED(発光ダイオード)野菜工場の実証実験続けている。
 「住宅の新たなインテリアとして生活の癒しにつながる」

 山善 <8051> [終値640円]昨年12月からLED照明使って葉物野菜栽培できる「お部屋畑」(参考価格9980円)販売。

 パナソニック <6752> [終値838円]
 三井不 <8801> [終値3205円]などと共同で家庭向けLED野菜工場を「白物家電」として商品化することを検討。

・将来の有人火星探査行う米航空宇宙局(NASA)の大型ロケットについて、日米がエンジン共同開発検討。
 両国で次世代機のコスト削減につなげる狙い。宇宙開発の日米協力が加速も。
 共同開発案では2021年以降打ち上げる有人対応可能な機種の上段に三菱重工 <7011> [終値639円]など製造するH3の2段エンジン搭載。
 部品の一部は米国で開発・製造する。 

・任天堂 <7974> [終値12080円]家庭用ゲーム機「Wii U」向けのゲームを開発するソフト無償配布。
 世界中のプログラマーに無償提供で開発者の門戸広げ、WiiUの販売低迷の主因となったソフト不足解消する考え。

・ミャンマー、中国への天然ガス・石油パイプライン完成。政府対中輸出開始。
 中国は中東やベンガル湾で生産される天然ガスや石油をマラッカ海峡など通らず陸路で搬入するルート構築。

・オムロン <6645> [終値2996円]撮影した人の表情から喜怒哀楽などの感情を瞬時に読み解き、数値化する「表情推定ソフト」開発。
 9月にメーカー向けに発売へ。利用者の感情を踏まえて応答する機能持たせたりすることできる。

・三菱電機 <6503> [終値1087円]住宅やオフィス向けの空調・冷熱事業強化。
 同部門売上高3年後2016年3月期に約1.4倍7200億円まで引き上げる。
 米国や欧州市場中心に自社の省エネ技術売り込み、重電、産業機器の両事業に続く成長の「第三の矢」に育てる計画。

・大手自動車メーカーで、自動車とインターネット技術の融合サービス打ち出す動き活発化。
 ネットへの常時接続で最新の情報が即時得られることに着目。将来はネット常時接続が主流となると見込む。

・日銀 <8301> [終値59000円]7月の金融経済月報で設備投資の現状判断
 「企業収益が改善する中で下げ止まっており、持ち直しにクカウ動きもみられている」とし、前月から引き上げ。

・ソフトバンク <9984> [終値5760円]傘下米スプリント、
 データ通信など使い放題の定額プラン無期限で導入。競合他社との差別化狙いソフトバンク早速テコ入れへ動く。 

・20ヵ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議19-20日モスクワで開かれる。
 米金融緩和の縮小観測巡る投資マネー流出で、急速な通貨安進む新興国経済が主要議題となる見通し。
 米国「出口戦略」と新興国経済の減速にどう向かい合うかが焦点となる。



Posted by 占い ザ・ハーミット at 16:45│Comments(0)
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。